支援企業・団体の声
日本生命保険相互会社

パラスポーツ観戦の目的を明確にした上で、
「応援したくなる気持ち」を丁寧に育てる

支援企業・団体の声 日本生命保険相互会社 | TEAM BEYOND | TOKYO パラスポーツプロジェクト公式サイト

日本生命は、人材育成および共生社会の実現・パラリンピックの成功など地域・社会が取組むテーマに対して、同社が協賛している女子車いすバスケットボールを中心に積極的に取り組んでいます。全国の社員にパラスポーツ観戦を呼びかけるため、イントラネットを中心に情報を発信。動画も活用し、パラスポーツの魅力を分かりやすく訴求しています。

人材育成とパラリンピックの盛り上げを連動

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日本生命は、2015年に「東京2020ゴールドパートナー(生命保険)」となり、2017年度にオリンピック・パラリンピック推進部を発足。「Play,Support.~さあ、支えることを始めよう。~」というスローガンを掲げ、パラリンピックへの関心の向上、応援機運の醸成を図る取組を実施するとともに、「支えることの大切さや楽しさ」を社会に広めたいとの想いから、パラスポーツ観戦に、本格的に取り組み始めました。

もともと社内に野球部と女子卓球部を持ち、社を挙げてその活動を応援する「企業スポーツ」の文化が根付いている同社にとって、パラスポーツ観戦も比較的導入しやすかったのではないかとのイメージがあるかもしれません。しかし、決してそうではなかったと、同社オリンピック・パラリンピック推進部東京2020推進担当の荻野祥太課長は明かします。

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「企業スポーツを応援する文化が根付いているものの、単にパラスポーツを観戦しましょう、盛り上げましょうと一方的に呼びかけるだけでは、なかなか共感してもらえないものです。観戦という行動につなげるためには、まずは、なぜパラスポーツを応援するのかという意識づけが必要だと考えました」

同社は、2015年度より人材の育成に向けた全社プロジェクトとして、「人財価値向上プロジェクト」をスタート。同プロジェクトの1つの柱である「ダイバーシティ推進」に向けて、多様な人材の更なる活躍を推進するとともに、お客様への対応力も高めるため、『心のバリア フリーガイドブック』の制作・配布や、障がい当事者講師による研修などを行い、ダイバーシティやインクルージョンへの理解を深める活動を進めていました。そこで、この活動とパラリンピックを紐づけることにしたと荻野課長はいいます。

「パラリンピックが東京で開催されることをチャンスととらえ、「支えることの大切さや楽しさ」を体感でき、かつ、気軽に参加できるパラスポーツ観戦を通じて、ダイバーシティ推進を更に加速させていきましょう、と訴えることにしました」

手始めにと、2016年2月には、国際親善女子車いすバスケットボール大阪大会の観戦希望者を募集。その際、ダイバーシティを推進する「輝き推進室」や社会貢献活動を推進する「CSR推進部」といった複数の部署とも協力しながら、イントラネットや各職場に1名ずつ配置している「人財価値向上プロジェクトリーダー」を通じて情報を発信。その甲斐あって、最初の観戦会には約300名が参加しました。以後、全国のパラスポーツ大会のスケジュールを随時掲載して観戦を呼びかけるとともに、観戦会の回数を増やすなどして、活動の幅を広げていきました。

きめ細やかな情報発信で盛り上げを演出

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この活動が軌道に乗ってきた2017年に、一つの転機が訪れます。4月に女子車いすバスケットボールの北間優衣選手が入社。さらに、車いすバスケットボール連盟のオフィシャルパートナーとなったのです。これをきっかけに、数あるパラスポーツの中でも、車いすバスケットボールの応援に注力することとし、大会の協賛や社員による応援観戦で競技の盛り上げを目指すことにしました。しかし、より多くの社員に観戦してもらうためにはさらなる工夫が必要だった、と荻野課長はいいます。

「そもそも競技や選手に興味がないと、実際に会場に足を運んで観てみようという気持ちにはならないものです。また、大きな大会が行われる地域だけではなく、全国の社員にも関心を持ってもらいたかったので、どうしたらより多くの社員に情報を届けられるか、考えました」

そして力を入れることにしたのが、イントラネットによる情報発信です。まずは、車いすバスケットボールという競技自体を知らない方のために、ルールや魅力といった基本的な情報を掲載。また、観戦会の対象となる大会については、その内容はもちろん、見どころや注目選手、会場で行われるイベント情報、前年度の社員による応援の様子も紹介し、「行ってみたい!」と思わせる工夫を随所に施しました。さらに、同社社員の北間選手を知ってもらおうと、その生い立ちや競技を始めたきっかけ、意気込みなどを取材。その様子を撮影した動画を、幼い頃の写真やオフショットも織り交ぜて編集し、アップしました。

「北間選手の素顔を知ることで、親近感や思い入れを抱いてもらえればうれしいですし、それが応援や観戦につながることを期待してのことです。動画だからこそ、北間選手の人柄や競技の面白さを伝えられたのではと自負しています」

大会観戦当日、同社の観戦エリアでは、参加者は無料で配布されたおそろいのオリジナルTシャツとスティックバルーンで一体感を持って応援。さらに、その様子を観戦レポートにまとめて、後日アップしています。

「地道ではありますが、情報をこまめに発信して、『多くの社員が応援に行っています!』『現場はこんなに盛り上がっています!』と伝えています。それを見て、まずは当社が車いすバスケットボールを応援していることを知るきっかけになれば、と思いますし、観戦に行ってみようと思ってくれれば、なおうれしいですね。そして、全社員がパラスポーツに興味を持った状態で、来年の本番を迎えられたらと期待しています。さらに、競技への興味や関心がレガシーとして2020年以降に引き継がれていくといいですよね」

実際に観戦した社員からは、「想像以上に激しいスポーツ」「観戦しなければ面白さは分からなかった」といった感想が届いています。中には「アスリートの活躍する姿を見て、障がいは特殊なものではないと思った」「プレー中の車いすの車輪交換で、スタッフの方々が迅速に動いているのを見て、パラスポーツは選手とスタッフの協力があってこそ成り立つものだと思った。サポートや環境づくりの重要性を認識した」といった本業にもつながる意識の変化が伺える感想も少なくないそうです。

なお、2019年5月に開催された天皇杯第47回日本車いすバスケットボール選手権大会は、大会期間中に計約1000名もの大応援団が駆け付け、同社の観戦エリアをコーポレートカラーの赤色で染めました。
応援する側の心理を突いた、丁寧な活動が確実に実を結び、2016年のパラスポーツ観戦の取組開始以降、延べ約15,500名が観戦に参加しているとのことです。

パラスポーツ観戦は企業にとってもメリット

「The Beats of Game」

車いすバスケットボールを盛り上げようという活動は、社外に向けても展開しています。
同社が協賛する大会の観戦地域においては、車いすバスケットボールの競技・魅力の認知やファン拡大に向けて、同社職員からお客様に対して、観戦・応援の案内活動を行っています。

また、同社では東京2020大会を日本全国で盛り上げることを目指し、東京2020組織委員会との共催で「日本生命 みんなの2020全国キャラバン」を展開。大型ビジョン搭載のキャラバントラックで全国を巡りながら参加型プログラムを提供しており、そのコンテンツの一つに車いすバスケットボール体験も組み込んでいて、子どもを中心に大変好評とのこと。このキャラバンの告知や当日のサポートでも、同社の職員が一役買っています。

もう一つ特徴的なのが、プロモーション用の動画制作です。 同社では、卓球や空手といった所属・スポンサー契約選手が登場する「Special Movie」を特設サイトで公開しており、その一つとして女子車いすバスケットボールの動画「The Beats of Game」も制作。興味深いのは、2003年生まれの若きアーティストSASUKE氏とコラボしているところ。車いすのターンや衝突、選手の声、審判の笛、ドリブル、観客の歓声といった「音」を取り込んだフィンガードラムというパソコンのキーボードのような楽器で、テンポよくかつリズミカルに演奏。そこに車いすバスケットボール女子日本代表のプレー動画も組み合わせることで、新たな側面から競技の魅力を伝えています。この動画は、同社の特設サイトのほか、YouTubeやSNSでも発信。2019年2月の公開以来、再生回数は約175万回に上っており、若い世代を中心に好評です(2019年6月現在)。

さらに、「スポーツの力で地域を元気に」というスポーツ庁の想いに共感し、スポーツを通じて、地域活性化を実現した事例をまんがで紹介する『まんが スポーツで地域活性化』事例集の制作にも協力。「大分国際車いすマラソン大会」(大分県)や「Japan Open 飯塚国際車いすテニス大会」(福岡県)といった、現在では有名なパラスポーツの大会の、初開催までの道のりを描いたエピソードもあり、楽しみながらパラスポーツへの理解を深めたり、スポーツの力を再認識することもできます。このまんがは、全国の中学・高校・特別支援学校等、約2万2000校へ寄贈されていますが、同社の特設サイトでも公開中です。
▼日本生命Play,Support.ホームページはこちら
https://special.nissay-mirai.jp/tokyo2020/

その他にも多彩な取組でパラスポーツを盛り上げている同社ですが、いずれも自社にとってメリットがあると荻野課長はいいます。

「パラスポーツ観戦は、企業にとって、人材育成の観点で成長の機会となるのと同時に、当活動を通じて、社会のサステナビリティ(持続可能性)の向上に貢献していくことが、結果的に、お客様からの信頼に繋がっていくと信じています。昨今、ダイバーシティやSDGs(Sustainable Development Goals/持続可能な開発目標)といった課題を社会全体で解決していこうという大きな流れがある中、まず始められることの一つが、パラスポーツ観戦ではないでしょうか。まずはTEAM BEYONDに加入して情報を得たり、気軽に大会観戦を楽しまれたりすることをおすすめしたいですね」

日本生命保険相互会社
担当部署 日本生命保険相互会社
住所 東京都千代田区丸の内1丁目6番6号
URL http://special.nissay-mirai.jp/tokyo2020/
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(ダウンロード 1.3MB) pdf

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