支援企業・団体の声
清水建設株式会社

パラスポーツ体験会のサポートや
「サイバーボッチャ・エス」の展開に尽力

「子どもたちに誇れるしごとを。」をコーポレートメッセージに掲げる清水建設株式会社(以下、清水建設)。パラスポーツ支援を行っているNPO法人STANDへの協賛や、建設企業では唯一の公益財団法人日本パラスポーツ協会(以下、JPSA)オフィシャルパートナーであるなど、積極的にパラスポーツの普及・振興に取り組んでいます。

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子ども向け体験会のほか、大学生向けのボランティア講座も開催

コーポレートメッセージ「子どもたちに誇れるしごとを。」のもと、強靭な建造物の建築や社会インフラ整備等、建設業の特性を活かした社会課題解決の活動を実践している清水建設。一方ハード面の整備だけではなく、インクルーシブな社会の実現に向けたソフト面での支援も同社が取り組む大きな柱となっています。同社の社会貢献活動の重点取組分野は大きく4つ。「地球環境」、「教育」、「文化・芸術」、「ソーシャルインクルージョン」があり、このソーシャルインクルージョンの推進を通して共生社会の実現を目指し、その取組のひとつとしてパラスポーツを支援しています。

たとえば2014年からは、NPO法人STANDが主催する全国規模のパラスポーツ体験会を積極的にサポート。また、2015年にはJPSAのオフィシャルパートナーとなるなど、その内容は多岐にわたります。同社のコーポレート企画室 SDGs・ESG推進部 主査の森口智之さんと、同 コーポレート・コミュニケーション部の永野大輔さんが、詳しい活動内容を教えてくれました。

「当初は子ども向けのパラスポーツイベントを中心に、ゴールボールやボッチャ、車いすバスケットボール体験会のサポートなどから始めさせていただきました。やってみると、スポーツ自体の面白さと、障がいの有無にかかわらず誰でも楽しめるスポーツだということを改めて実感しましたし、そういった声をいただくことは非常に多いです。体験会は年3回ほど行っており、ここ数年はコロナ禍で中止となっていましたが、状況に合わせてまた全国で開催していきたいですね。」(森口さん)

直近では、2022年6月12日に「パラスポーツ体験会 in福岡」を開催。同社が協賛し、株式会社ワントゥーテン(1→10)(以下、ワントゥーテン)が開発した「サイバーボッチャ・エス」の体験会と、車いすテニスのパラリンピアン・川野将太選手のトークショーをメインにイベントが行われました。

「イベントはパラスポーツの体験に加え、アスリートを講師に招いているのも特徴ですね。これまでの経験やストーリーなどを語っていただくことで、パラスポーツへの理解を深めるとともに身近に感じていただきたいと思っています。こうした体験会はおもに小学生を対象としていますが、2016年からは大学生向けに『シミズ・ボランティア・アカデミー』を開催しています。」(永野さん)

「シミズ・ボランティア・アカデミー」は東京2020パラリンピック競技大会を控え、障がい者やパラスポーツに精通したボランティアの養成を主軸とした勉強会。全国の各大学のキャンパスで行われてきました。内容は座学のほか、視覚障がいや車いすに乗った立場での体験を通して誘導の仕方をレクチャーするなど。こちらもコロナ禍により2019年を最後に行われていませんが、「シミズ・ボランティア・アカデミー」は東京2020大会のレガシーであり、今年こそ開催したいと森口さん、永野さんは言います。

過去には新潟の小学校や福島のスポーツクラブの先生から「生徒にパラスポーツを体験させたいのですが、どうしたらよいですか?」と直接同社に電話がかかってきて、体験会を開催したこともあったそうです。

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従業員のボランティア活動が、ものづくりに生かされる

清水建設が全国規模でパラスポーツのイベントを開催できる背景には、建設企業大手で唯一、47都道府県に営業所・拠点を有していることが強みとして働いています。全国各地の従業員がボランティアで参加したり、地元のネットワークを介して大会を盛り上げたり。また、全社を挙げてパラスポーツを支援することが、社内におけるSDGsの機運醸成やエンゲージメントの向上にもつながっているといいます。

「当社は建設会社なので、暮らしやすかったり安心できたりというインフラや建物をつくることが社会的使命ですが、最近では、その先にある快適で安心できる空間や街づくりといったものも私達のしごとになってきています。たとえば病院の建築ではバリアフリーに配慮して医師や患者に最適な空間を創出したり、江東区の複合開発街区『ミチノテラス豊洲』といったスマートシティにも挑戦していますが、ボランティア活動を通じて、設計にユニバーサルデザインを積極的に導入したり、利用者が快適に感じることができる建築を目指したものづくりを行うなど、従業員の意識の変化も芽生えたと考えています。」(森口さん)

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また、清水建設にはアスリート採用ではないですが、パラ水泳の花岡恵梨香選手、パラ陸上の階戸健太選手、高橋成輝選手などが実務を行う社員として在籍。パラアスリートが身近な職場の仲間であることが、社内における共生社会への理解をいっそう深めているとか。

他企業とも協力しながら、共生社会をつくっていきたい

清水建設が積極的にパラスポーツの支援活動を行う一方、ハードルの高さを感じている企業があるのも事実。森口さんは、「これから取り組んでいきたいものの、何をやればいいのかわからないという企業様は少なくないと思います。方法はいくつかあると思いますし、私どももぜひ一緒になって共生社会をつくっていきたいと考えております。」と言います。

コラボレーションの例として挙げられるのが、前述「サイバーボッチャ・エス」。こちらは、東京2020大会においてボッチャ、体操、新体操、トランポリンの競技会場となった「有明体操競技場」の建設を清水建設が担当したのがきっかけ。当時、一般社団法人日本ボッチャ協会で理事(現在は代表理事)を務めていた、ワントゥーテンの澤邊芳明代表取締役社長から新しいサイバーボッチャの展開構想を聞き、実現したものです。

こちらは、東京2020推進グループ(当時)で組織委員会の窓口や、「サイバーボッチャ・エス」でパラスポーツの普及活動を担当した永野さんが詳しく教えてくれました。

「弊社では以前より体験会などでパラスポーツ支援をしていましたが、独自のコンテンツは特に持っていませんでした。そんな中、東京2020大会で弊社が施工させていただいた『有明体操競技場』がボッチャの会場になるということで、ワントゥーテンさんの取組に協賛させていただいた次第です。」(永野さん)

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前述「パラスポーツ体験会 in福岡」のように、当初は東京2020大会に向けた稼働を考えていたものの、コロナ禍により体験会自体ができないまま本番を迎えてしまいました。ただ、大会以降「サイバーボッチャ・エス」の設置は徐々に拡大。2022年4月には日本最⼤規模のesportsパーク「RED°TOKYO TOWER」に「サイバーボッチャ・エス」が導入されたり、「ボッチャ東京カップ 2022 supported by かんぽ生命」では来場者の体験用に設置されたりと、エンターテインメント分野での展開も注目されています。

「『サイバーボッチャ・エス』は、ボールの色やジャックボールからの距離を自動計測できるため、審判がいなくても楽しめますし、気軽にゲーム感覚で遊べるのも魅力です。画像はモニター以外でも、たとえば白いスクリーンにプロジェクターで表示すれば、きわめて大きな会場でも大勢で楽しめますので、いつか大規模な体験会などを開催できたらいいなと思っています。これからも多くの企業様や組織の方々と協力して、パラスポーツを盛り上げていきたいですね。」(永野さん)

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共生社会の実現に向けて建設業界をリードしていく、清水建設のパラスポーツ支援活動。この取り組みは、ものづくりに携わるさまざまな企業の大きな指標となるでしょう。

清水建設株式会社
担当部署 コーポレート企画室SDGs・ESG推進部
住所 〒104-8370 東京都中央区京橋二丁目16番1号
電話 03-3561-1111(大代表)
URL https://www.shimz.co.jp/
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20220922

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