支援企業・団体の声
ジークスタースポーツエンターテインメント株式会社
2023.5.10

ハンドボールを軸にさまざまな団体とコラボし、
パラスポーツイベントを積極開催

日本ハンドボールリーグ所属のジークスター東京を運営する、ジークスタースポーツエンターテインメント株式会社(以下、ジークスタースポーツエンターテインメント)。ファンクラブイベントでボッチャ体験会を開催したり、ホーム戦の試合前にさまざまなパラスポーツ団体と協力してイベントを開催したりするなど、スポーツの多様性を訴求する活動を多岐にわたって行っています。

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他競技と協力していきたいという思いが強い

ジークスター東京はプロハンドボールクラブで、2018年に結成後、2020-21シーズンに日本リーグ参入が決定したことをきっかけに2020年に現体制でスタートしました。ハンドボールを新しいアリーナエンターテインメントに進化させ、人々に「驚き」「喜び」「感動」を提供する「高いレベルのハンドボール観戦」と「子どもたちへの運動機会の提供などの地域貢献活動」を通じて、ファンや地域の人々に、日常では味わえない楽しさや喜びを体感できる場をつくることをクラブのミッションに掲げています。

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ジークスタースポーツエンターテインメントの持株会社であり、「ITコンサルティング&サービス事業」と「ビジネスイノベーション事業」を展開するフューチャー株式会社には、ジークスター東京を組織する以前から、ブラインドサッカーのイベントを開催したり、社内の運動会でシッティングバレーや”ゆるスポーツ”を取り入れるなど、パラスポーツに歩み寄る社風があったと言います。

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「私たちはハンドボールのチームですが、日本のスポーツを盛り上げるために、ほかの競技と協力していきたいという思いを以前から持っていました。もちろん、健常者や障害者という区別は関係なくです。

1年目はフットサルやバレーボールなど、いろいろなアリーナスポーツとコラボレーションしましたが、2年目は範囲を広げ、ボッチャの大会に出場したのがパラスポーツとの最初の出会いですね」

そう話すのは、ジークスタースポーツエンターテインメントの大賀智也社長。誰でも参加できるインクルーシブな大会として開催された「ボッチャ東京カップ(日本ボッチャ協会主催)」への参加は、得るものがきわめて多かったと言います。

「アスリートでは私たちのほかにプロレスラーの方もいらっしゃいましたし、もちろん一般企業にお勤めの方もいらっしゃいました。障害の有無も、年齢や性別も体格も関係なく平等に競い合えるボッチャは、まさに多様性を体感できるスポーツだと確信しました」

ボッチャはチームビルディングにも役立つ

運動神経に優れているだけでは勝てないのが、ボッチャの魅力。身体だけでなく頭脳戦、心理戦も不可欠なところがこの競技の醍醐味です。

「うちの選手も想像以上に熱中しまして、試合後はチームにボッチャセットを買ってくださいと言う声もあったぐらいです。ボッチャはチームビルディングにも役立つスポーツですから、今度合宿や練習の合間などに取り入れたいと思っています」

パラスポーツはその性質上、コミュニケーションがきわめて大事。チームワークだけでなく、相手がどう出てくるかを読んだり、作戦を立てたり、そこでさまざまな会話が生まれたりもします。企業が社内で行えば、一体感醸成にも役立つのではないかと大賀社長は言います。

「年々ESGやSDGsが浸透する中、企業や組織はその意識をリードする存在であるべきだと思います。大きな気づきや共通認識を与えてくれたあの機会は、非常に有意義なものでしたし、パラスポーツとの交流活動をより広めていきたいと強く決心しました」

新たなことに率先してチャレンジしたい

ジークスター東京は、2022年11月5日のホーム戦で、ダイバーシティ&インクルージョンをテーマに 「ジークスター東京×パラスポーツデー」を開催。車いすハンドボール、ブラインドサッカー、ボッチャの体験イベントや、一般社団法人Knocküの協力による車いすハンドボール日本代表選手を中心としたエキシビションマッチが行われました。

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「パラスポーツ体験はもちろん、選手と触れ合うこともできるという趣旨で開催しました。印象的だったのは、ボッチャの認知度の高さです。東京2020パラリンピックで注目されましたから。ただ、実際に本物のボールを持ったことがない方もいらっしゃったので、体験してみて改めて『面白い競技だね』という意見や、『場所に関係なくどこでもできるね』など、そういった生の声をたくさんいただきました」

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このようなイベントを開催した背景には、他のチームがやっていない新たなことに率先してチャレンジしたい、業界に風穴を開けたいというクラブの理念が関係しているとか。

「もともと、ハンドボールをエンターテインメントとしてとらえ、試合もチームの活動ももっとガラッと変えて面白くしていきたいというポリシーでずっとやってきましたから、11月5日はいろいろな団体と協力してひとつのイベントにまとめることができとてもうれしく思いました。地元の方が興味を持って見に来られたりとか、行政の方も興味を持っていただけたりといい反響もいただいています。

今年の2月18日には、再びKnocküさんと一緒に『ジークスター東京presents車いすハンドボール練習会』を開催しました。今後も積極的に協力していきたいですね」

大賀社長は、パラスポーツとハンドボール、ともに盛り上げていきたいという思いの方向性は似ていると言います。

「競技をやったことがない方もいらっしゃるので、まずは見てもらう、体験してもらう、知ってもらうことが大切だと思います。爆発的なブレイクは難しいかもしれませんが、いろいろな団体と手を取り合ってじっくりじっくり盛り上げていきたいですね。

パラスポーツとしては、東京2020パラリンピックの影響もあって、かなり認知は広がってきていると思いますが、企業との連携となるとどういう形がいいのかまだ企業側が模索しているように思います。単純なPRだけでなく、企業も競技者も団体も、お互い共存共栄で盛り上げていくことが重要です。この意識を高めていくためには、ただスポンサードする・しないだけを超えた関係作りが今後の課題ではないでしょうか」

まずはパラスポーツを知ることから始まる

大賀社長は重ねて、企業が率先してパラスポーツに取り組むことへの大切さを語ります。

「SDGsへの取組のひとつがパラスポーツで、まずはパラスポーツを知ることから始まると考えます。世界的な潮流の中、日本がパラスポーツを推進していくことは欠かせないことですし、スポーツ界にとってもメリットだと思います。

その点、TEAM BEYONDの使命は大きい。組織的には東京を中心とした活動になると思いますが、そのうねりを全国へと広げていっていただきたいと、非常に期待しています」

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ハンドボール業界に革命を、そしてハンドボールを軸にパラスポーツと手を取り合い、共生社会の実現に挑むジークスター東京。新時代のクラブチームとして、今後も目が離せません。

ジークスタースポーツエンターテインメント株式会社
住所 〒141-0032 東京品川区大崎1-2-2 アートヴィレッジ大崎セントラルタワー
URL https://www.zeekstar.tokyo
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20230510

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