日本代表選手が大活躍！「ヒューリック・ダイハツJAPANパラバドミントン国際大会2019」 | TEAM BEYOND

2019年11月13日（水曜日）から17日（日曜日）まで、国立代々木競技場第一体育館にて、「ヒューリック・ダイハツJAPANパラバドミントン国際大会2019」が開催されました。

本大会は、東京2020大会から正式競技として採用されるパラバドミントンの国際大会で、17日（日曜日）にTEAM BEYONDメンバー向けの観戦会を開催しました。

白熱した戦いで日本女子選手が２種目で金メダルを獲得！

17日（日曜日）は、日本代表選手が出場する決勝戦が3試合行われました。

まず、女子シングルスＳＵ５（立位、上肢障害）は、鈴木亜弥子選手VSヤン・チウシャン選手（中国）。

第一ゲームは21点―19点で鈴木選手が先取。続く第２ゲームでも22点―20点と接戦を制し、鈴木選手はストレート勝ちで、見事にライバルを下してV2金メダルを獲得。

ジャンプして空中でシャトルを豪快にスマッシュしポイントを獲得する鈴木選手の大技に、会場からは割れんばかりの歓声が轟きました。

女子ダブルスWH1－WH2（車いす）の決勝戦は、里見紗李奈選手/山崎悠麻選手VSイン・モンルー選手/リウ・ユートン選手（中国）。

里見・山崎ペアは、第一ゲームを14点―21点で落としてしまいますが、続く第二ゲームでは、里見選手が豪快なスマッシュを決めガッツポーズ。25点―23点の接戦をものにし、迎えた第三ゲーム。4点―14点まで差を広げられながらも、10点連続で得点を獲得し、21点―15点で見事逆転勝利を果たしました。

この劇的なゲーム展開に会場からは声援や拍手が鳴りやみません。

試合を制して思わず涙がこぼれる里見選手。そして、満面の笑みで観客に手を振る山崎選手の姿に、祝福の拍手が会場に沸き起こりました。

観れば観るほどにパラスポーツに魅了されていくTEAM BEYONDメンバー

試合を観戦したTEAM BEYONDメンバーに話を伺うと、それぞれのスタイルでパラスポーツを楽しんでいるようですが、共通しているのが、観戦するほど魅力がわかり、楽しさが広がるという点。観戦中と観戦後のTEAM BEYONDメンバーに感想をお聴きしてみました。

山梨県からご夫婦でお越しの加納さん。先日行われた車いすバスケットボールの大会でTEAM BEYONDにご登録いただいたそうです。

「TEAM BEYONDからのメールをいつも楽しみにしています。以前はパラスポーツを全く知らなかったのですが、今や大ファンになりました。（奥様）」

パラスポーツの魅力を尋ねると、「ルールがわからなくても楽しめる仕組みがあって、初めてでも観戦しやすい点が魅力です。また、競技を観ることでどんどん好きになっていきます。選手は頑張りながらも楽しそうにプレーしているところも魅力的ですね。」といいます。これからもご夫婦で様々な競技の観戦会に参加したいとのことです。

「パラバドミントンは、様々な障がいの度合いに独特なルールが複雑に絡み合った上で、選手本人が力を発揮しているところが魅力。」とおっしゃる土田さん。

「試合後の選手インタビューなどから各競技の奥深さがわかり興味深い。」といいます。選手一人一人にご興味をお持ちで、海外で盛んなパラスポーツにも注目しているそうです。日本でもパラスポーツがさらに盛り上がることを期待しているとのことでした。

江戸川区よりご家族でお越しいただきました福田さんご家族。パラローイング観戦会に次いで2回目の参加だそうです。女子ダブルスWH1－WH2　里見・山崎ペアの戦いに「もうダメかと思っていたら、巻き返しがすごくて感動しました。」と奥様。お子様からは「ピンチでも諦めない姿がパラスポーツの魅力。観戦するとわかる点も多いのでこれからも観てみたい。」と今後もご家族でパラスポーツを応援していくそうです。

今日初めてパラスポーツを観戦したというこちらのお二人。感想を伺うと

「健常者のスポーツと同じ、もしくはそれ以上のスピード感やダイナミックな選手のプレーに驚きました。」

「パラスポーツであることを意識することなく、単純に今日の日本人選手の活躍に感動しました。」

女子ダブルスWH1－WH2　里見・山崎ペアの大逆転のダイナミックな試合展開に興奮冷めやらぬご様子のお二人でした。

東京2020大会から正式競技になったことでさらに注目されるパラバドミントン。本番での日本代表選手の活躍に期待！

あなたもTEAM BEYONDメンバーになって、頂点を目指す選手たちをぜひ応援してみませんか？一緒に、パラスポーツを盛り上げていきましょう！

お友達、ご家族をお誘いあわせの上、TEAM BEYONDへの参加をお待ちしております。