力がみなぎる美しい試技!パラ・パワーリフティングの大会を観戦!

2020.02.18

2020年2月1日(土曜日)・2日(日曜日)、八王子市の日本工学院八王子専門学校 片柳記念ホールにて「第20回全日本パラ・パワーリフティング 国際招待選手権大会」が開催されました。
TEAM BEYONDでは2日(日曜日)にメンバー向けの観戦会、交流会を実施しました。

力がみなぎる美しい試技!パラ・パワーリフティングの大会を観戦!

パラ・パワーリフティングは、下肢障がいと低身長(男子145cm以下、女子140cm以下)の選手が対象で、下半身を固定し上半身の力だけを使ってバーベルを持ち上げるベンチプレス競技です。階級は体重別で行われます。試技の成否は、胸までバーベルを下ろし胸上で一旦停止させること、バーベルを押し上げる時はバーを平行に上げ両肘を同じタイミング伸ばしきることなど、様々な観点で判定されます。観戦会を実施した2日(日曜日)には、男子の65㎏級から107㎏超級の6階級の試技が行われました。

「押せ!」「いけるぞ!」わずか3秒間の試技にたくさんの声援が響く

力がみなぎる美しい試技!パラ・パワーリフティングの大会を観戦!

本大会は、会場でもある日本工学院八王子専門学校が特別共催となり、多方面から運営をサポート。多くの学生たちも自らの専門分野を活かして大会運営に貢献しました。こうしたコラボレーションにより、会場には色とりどりの照明や選手を捉える大型ビジョン、鮮やかな判定ランプ、実況解説など、パラ・パワーリフティングをわかりやすく楽しめる演出や仕組みが施され、観客を盛り上げていました。

「押せ!」「上げろ!」会場から若い声援が響きます。
彼らは、聖学院高等学校と女子聖学院高等学校の「パラスポーツ・プロジェクト」メンバーで、この日はTEAM BEYONDメンバーとして観戦しました。
「息をのむ展開に目が離せないです。パラ・パワーリフティングを見るのは初めてですが、楽しいです。」「パラスポーツの魅力は触れてみないとわかりません。一人でも多くの同世代の人にみてほしいです。」と目を輝かせながら応援に力を込めていました。

力がみなぎる美しい試技!パラ・パワーリフティングの大会を観戦!
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ジュニア65kg級の大宅心季選手が81kgを上げて見事にジュニア日本新記録を更新。「完璧!」と大歓声が巻き起こります。手を振って声援に応える大宅選手。

男子107kg超級の松崎泰治選手。第3試技で自己記録に並ぶ153kgを成功すると「やったー!」と会場全体から大きな歓声が上がります。TEAM BEYONDメンバーもペンライトやプラカードを使って盛り上げます。

力がみなぎる美しい試技!パラ・パワーリフティングの大会を観戦!
力がみなぎる美しい試技!パラ・パワーリフティングの大会を観戦!

男子97kg級馬島誠選手は、金メダルを決めた159kgの試技に成功して満面の笑顔でガッツポーズ。

川越市からご夫婦でお越しの山崎さんは、「選手の方の一瞬の顔付きがいいです。並大抵の努力ではできない競技だと思いました。パラスポーツをもっと取り上げて、この魅力に気が付いてほしいです!」

力がみなぎる美しい試技!パラ・パワーリフティングの大会を観戦!
力がみなぎる美しい試技!パラ・パワーリフティングの大会を観戦!

男子80kg級の表彰式。優勝した宇城元選手は170kgに成功。

*左から2位の田中翔悟選手、優勝の宇城元選手、3位の佐藤芳隆選手

ご家族で観戦されていた藤本さん。パラスポーツは、車いすバスケットボールや、パラセーリングを観戦されていて、ご家族皆さんパラスポーツファンでいらっしゃいます。パラ・パワーリフティングの魅力を伺うと「障がいを感じさせない試技の様子。そしてパワフルな試合運びが魅力だと思います。」
二人の息子さんも選手のポーズがおもしろいと楽しんでいたようです。

力がみなぎる美しい試技!パラ・パワーリフティングの大会を観戦!

TVキャスター草野仁さん、松崎泰治選手、日本パラ・パワーリフティング連盟 吉田進理事長を招いての交流会を実施

力がみなぎる美しい試技!パラ・パワーリフティングの大会を観戦!

表彰式の後は、交流会&プレゼント抽選会を実施しました。
前半はTVキャスター草野仁さんを招いてのトークショー。進行役は、フリーアナウンサーの山﨑雄樹さんです。

まずは、大会を観戦しての印象を伺います。
「競技を生で拝見するのは初めてでした。会場が一体となって選手たちに声援を送り、それに素晴らしい試技で応えようとする選手、他の競技では見ることができない温かさを感じて素敵だと思いました。」(草野さん)
「この競技の魅力はどんなところに感じられましたか?」(山﨑さん)
「選手の方が日頃の努力で健常者の方が及ばない能力を発揮しているところが魅力で、観て応援するに値する競技だと思います」(草野さん)
自らベンチプレスで100kgを挙上する経験をお持ちのスポーツマンである草野さんならではの、コメントでした。

力がみなぎる美しい試技!パラ・パワーリフティングの大会を観戦!
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後半は、男子107kg超級の松崎泰治選手、特定非営利活動法人日本パラ・パワーリフティング連盟 吉田進理事長に加わっていただき、本大会を振り返ります。

「今日は自己ベストの153kgが目標だったので達成できてうれしいです」。(松崎選手)
「高校生から競技を始められて現在20歳、その間にこの競技の奥の深さがご自身に浸透しているんでしょうか。」(草野さん)
「練習を積み重ねて、最近になりこの競技の楽しさと奥深さがわかるようになってきました。」(松崎選手)

「吉田理事長は、今回の大会をご覧になって感じられたことは?」(山﨑さん)
「この競技では選手は大変緊張が強いられます。観客の方の温かい声援を頂いて、リラックスして試技にのぞめていたと思います。会場の一体感が素晴らしかったです。」(吉田理事長)
「分け隔てない温かい応援や声援が素晴らしかった。他の競技では観られないです。」(草野さん)

力がみなぎる美しい試技!パラ・パワーリフティングの大会を観戦!
力がみなぎる美しい試技!パラ・パワーリフティングの大会を観戦!

観客の温かい応援が選手を推していく、選手と観客が一つになった一体感が、パラ・パワーリフティングの魅力の一つのようです。

続いてTEAM BEYONDメンバーからの質問コーナーです。

こちらの林さんは吉田理事長に質問です。「選手の年齢層が広いようですが、若い選手が有利ではありませんか?」
「実は、瞬発力は年齢が高い選手の方が有利な場合もあります。50代から始めて記録を出している方もいます。60歳の選手もいれば、若いときから始めてすぐピークを迎える人も。選手はトレーニングしながら自分のピークを調整しています。」(吉田理事長)

力がみなぎる美しい試技!パラ・パワーリフティングの大会を観戦!
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こちらの安藤さんからは選手の集中の仕方についての質問です。
「試技に入る前に選手の皆さんはそれぞれ集中の仕方があるようですが、松崎選手は何かルーティーンにしていることはありますか?」
「上を見ながら呼吸を数回して自分の士気をあげています。だんだん呼吸の回数が増えていきます。」(松崎選手)

こちらの女性は松崎選手がパワーリフティングを選んだ理由に興味をお持ちのようです。
「なぜパラ・パワーリフティングを始めたのですか?」
「パラスポーツをやりたかったんです。最初は陸上を志しましたが、車いすに身体が入らなくて、パラ・パワーリフティングを選びました。」(松崎選手)
笑顔で語る松崎選手に、会場から笑いがこぼれました。

力がみなぎる美しい試技!パラ・パワーリフティングの大会を観戦!
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交流会の最後は、草野さん、松崎選手のサイン入りTシャツが当たるプレゼント抽選会。

松崎選手が抽選して、当選者には草野さんから手渡し握手を交わします。

力がみなぎる美しい試技!パラ・パワーリフティングの大会を観戦!

選手と観客が応援で一つになった熱い大会。最後にみなさんで記念撮影。

多くの若い世代の方に参加頂き、パラスポーツを楽しむ年齢層に広がりを感じた観戦会でした。

全世代、みんなで楽しめるパラスポーツを目指して今後も応援頂きたいと思います。
あなたもTEAM BEYONDメンバーになって、全力でチャレンジする選手たちを応援してみませんか?
みなさまのTEAM BEYONDへのご参加を心よりお待ちしております。

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