2022年10月16日（日）、けやき並木通り、府中駅南口ペデストリアンデッキで開催された「第42回福祉まつり（あったか府中ささえあいまつり）」において、TEAM BEYONDパラスポーツ体験プログラムを実施しました。

ゲストアスリートには、東京2020パラリンピック柔道銅メダリストの瀬戸勇次郎選手と、北京2008パラリンピック柔道日本代表の初瀬勇輔選手をお迎えし、柔道体験のほかゴールボール体験やVR等を活用したアルペンスキー体験などを行いました。今回はその様子をご紹介します。

柔道体験

柔道体験は、東京パラリンピック銅メダリストの瀬戸勇次郎選手と、北京パラリンピック日本代表の初瀬勇輔選手をゲストにお迎えして実施しました。

視覚障害者柔道は一般の柔道のルールとは異なり、組み合った状態から開始されるため、接近戦での技の掛け合いが見所です。また、組み手から始められることで晴眼者とも同等に組むことができるので、他の視覚障害者競技にはない面白さがあります。

デモンストレーションでは、ダイナミックな投げ技や華麗な足技などを実演。子どもたちは、受身を取った時に出る「バシン！」という音に驚きつつも、間近で見るアスリートの技に大興奮の様子でした。

体験会では、アイマスクを装着して足払いに挑戦。道着も着用し、気分はアスリートです。

まずはお互いに礼を交わしてから、二人一組になって教わった技を実践。子どもたちはアイマスクをしていても怖がる様子はなく、果敢に技を繰り出していました。

最後は一人ずつ瀬戸選手から優しい投げ技をかけてもらいました。東京2020パラリンピック銅メダリストの投げ技を受けて、子供たちは大喜びしていました。
体験会終了後、ゲストのお二人と参加者で記念撮影を行い、皆さん笑顔で体験会を締めくくりました。

ゴールボール体験

ゴールボール体験では、アイマスクをつけた状態でボールを転がし、ゴールに入れるチャレンジをしました。

小さなお子さんから大人まで楽しめる競技で、幅広い世代の方が参加。小さなお子さんが見事ゴールに入れた時には、周囲から温かい拍手が起こっていました。

VR等を活用したアルペンスキー体験

リアルな競技体験に加えて、アルペンスキーのシミュレーション体験も行いました。

体を左右に傾けるとセンサーが感知し、モニター画面のチェアスキーに乗ったキャラクターが連動してコースを滑ります。皆さん、本物のアルペンスキー選手になりきって、ステージクリアを目指して果敢に挑戦をしていました。中には「全ステージをクリアしたい！」ともう一度列に並ぶ子もおり、アルペンスキー体験にすっかり夢中になっていました。

その他

展示コーナーでは、競技紹介パネルや車いすバスケットボールの競技用具の展示と合わせて、パラスポーツの大会情報やイベント情報も紹介しました。来場者からは「このイベント面白そう！」、「LIVE配信でも見れるんだ！」などのコメントがあり、展示の方でもパラスポーツに興味を持っていただけたようです。

次回は1月29日（日）に開催される「第20回新宿シティハーフマラソン・区民健康マラソンジョイントイベント」（会場：国立競技場）にて、パラスポーツ体験プログラムを実施します。ぜひご参加ください！

パラスポーツ体験プログラムでは、スタンプラリーを実施しています。集めたスタンプ数に応じてオリジナルグッズをプレゼント！皆さんの参加をお待ちしています！

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