BEYOND FES 渋谷

「BEYOND AWARD 2017音楽部門」の受賞候補アーティストが集合!渋谷からパラスポーツの魅力を伝えよう

2017.10.31
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「音楽でパラスポーツを応援したい!」

そんな思いを持ったアーティストたちが集まり、10月22日(日)に渋谷マークシティでライブステージを開催しました!

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「BEYOND FES 渋谷」は、東京都のパラスポーツ応援プロジェクト「TEAM BEYOND」の一環として行われた、多くの方にパラスポーツに関心を持っていただくためのイベント。

今回のライブステージでパフォーマンスを披露したのは「BEYOND AWARD 2017 音楽部門」の受賞候補アーティストたちです!

「BEYOND AWARD 2017」は、音楽や映像という日常的に多くの方が楽しんでいる分野でのパラスポーツをテーマにした作品を通じて、一人でも多くの方にパラスポーツに触れていただくプロジェクト。

パラスポーツを応援する人を増やすため、オリジナリティあふれる音楽をつくったアーティストたちが、「BEYOND FES」を盛り上げようと渋谷に集合しました!

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当日はあいにくの雨でしたが、多くの人が行き交う渋谷マークシティの「TEAM BEYONDステージ」には、開演前からたくさんの観覧者が集まりました。

期待感が高まる中、「JーWAVE」でパーソナリティを務める藤田琢己さんとレイチェル・チャンさんの司会で、いよいよステージが始まります!

まずは東京都オリンピック・パラリンピック準備局の安達紀子課長から、「BEYOND FES 渋谷」の紹介です。

「東京の一番の情報発信地であるこの渋谷から、「パラスポーツで未来を変えよう」というメッセージを発信することは、大きな意味があります。今日は文化を代表する街である渋谷で、音楽を通じてパラスポーツを盛り上げていきたいと思います」

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そしていよいよ、ライブパフォーマンスのスタート!今回は8組のアーティストがライブを披露します。

トップバッターで登場したのは、静岡県出身のシンガーソングライター・如月愛里さん。透き通るような歌声で、”聞くひとの心が上向きになりますように”と願いをこめて作った「うわむきごころ」を歌います。

視覚障がいがあるご両親の影響で、小さい頃から音楽が大好きだったという如月さん。

「もともと障がいがある方やパラスポーツは、身近な存在でした。多くの人に知ってもらって、ぜひ試合に足を運んでほしいです!」

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2番手で登場したのは12人組のコーラスグループ「senchan」。音楽大学を卒業した千田優希さんがリーダーを務め、現役の学生である70名のコーラス隊のなかから、選抜メンバーが特別編成を組んだグループです。

応募曲は、「明日へのエール」。合唱曲のイメージをくつがえすようなダンスビートに乗せた、さわやかで美しいコーラスが会場を包みます。

ゴールドの刺繍が入ったスタイリッシュな黒ジャケットで登場したのは、「sources(ソーシズ)」!桐朋学園大学に在学していたメンバー3人で結成された、ツインヴァイオリンとピアノによるインストゥメンタルPOPユニットです。
繊細でありつつも情熱的で力強いサウンドは、大迫力!

「「Beyond」という曲名には、超えて、さらに超える。自分の限界を超えるという意味を込めました。」

もともとパラ水泳が好きだというリーダーの加賀谷綾太郎さんは、試合に挑む選手も応援する人も、同じような熱い気持ちになれるようにと願ってこの曲をつくったそうです。

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ツインボーカルで爽やかに「Goin’ Up」を歌い上げたのは、「かおるくんといずみさん」です。シンガーソングライターの深沢郁さんと泉宏樹さんが、笑顔で会場を盛り上げます!
歌詞には、”誰かの頑張る姿は、きっと誰かの力になる”というメッセージがこもっています。

「僕らのファンのなかにも、障がいがある方がいます。車椅子でもライブに来てくださる姿を見て、自分たちも音楽で社会貢献したいと思うようになり、今回応募しました。」

黒い電動車椅子でステージに現れた「Constant Growth(コンスタントグロウ)」のボーカル勇武(いさむ)さんは、なんとこの日のために沖縄から駆けつけてくれました。

このバンドは、2016年に開催された障がいのある方の音楽コンテスト「ゴールドコンサート」でグランプリを獲得するほどの実力派!

今回は勇武さんがソロで登場し、明るい歌声で応募曲「オセロ」を歌いました。

実は勇武さんは、脊髄性筋萎縮症という、筋肉が徐々に衰えていく進行性の難病を抱えています。

「自分も障がいがあるので、何かしらでパラリンピックを応援したいと思っていたんです。全国のファンにも、この曲をきっかけにパラスポーツの魅力を伝えたいですね」

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「一緒に歌ってください!」と会場のみなさんを巻き込み盛り上がりをつくったのは名古屋出身のJ-POPシンガー小浦杏奈さん!

応募曲「光輝明日へ(こうきあすへ)」の「光輝」という言葉は、「栄光」という意味もあるのだそう。選手たちの活躍と勝利を願い、聞いたひとみんなに一体感が生まれるような曲をつくりました。

「パラスポーツは、特に車いすバスケが好きです。車いすがぶつかり合う音がすごいですよね!たくさんの人におもしろさを知ってほしいですね」

広島から駆けつけた「チョコレートパフェ」は、エネルギーが溢れる熱いパフォーマンスを披露!「コブシを突き上げろ!」というタイトルの通り、手を高く掲げ、歌いながら会場を走り回りました。

中盤には、チョコレートを会場に振りまくパフォーマンスも!終始繰り広げられるエンターテイメントに、会場のみなさんも笑顔いっぱいになりました。

「僕をはじめとしてメンバーは障がいがあるんです。でも、障がい者だってメジャーデビューできる、頑張れるんだと伝えたくて音楽をやっています。パラアスリートの頑張っている姿も大好きです!」

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トリにふさわしく、スピード感と迫力があるパフィーマンスで会場を大盛り上がりさせたのは、作者「ジントシオ」さん率いる、ボーカルとトランペットのユニット、ドンボルカン山口&ジントシオ

実はボーカルのドンボルカン山口さんは、障がいのある方の介護の仕事をしながら音楽活動をする「歌うホームヘルパー」。トランペットのジントシオさんは、千葉ロッテマリーンズの元応援団長で、様々なスポーツの応援曲を提供しています。

「みんなの声を渋谷に響かせようー!!」

後半は曲のタイトル「極上YELL!!」を、会場とのレスポンスで繰り返します!フィナーレに向けて会場はどんどんヒートアップしていき、大盛況でライブは幕を閉じました。

素晴らしいライブパフォーマンスの数々には、渋谷駅前を行き交う人々も足を止めて見入っていました。やはり音楽には、たくさんの人の心を惹きつける力があるのです。

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パラスポーツを応援したいという気持ちがこもった楽曲の数々は、現在TEAM BEYOND公式ウェブサイトで、誰でも投票ができるウェブ投票を実施中。
あなたの投票で「オーディエンス賞」が決まります!
投票は11月5日(日)23:59まで。あなたの一票をお待ちしています!

11月11日(土)の、「BEYOND FES 渋谷」のフィナーレイベントで受賞作品を発表します。

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