TEAM BEYOND
「アスリートと走ろう! ランニングワークショップ」レポート

2026.02.26
TEAM BEYOND <br> 「アスリートと走ろう!	ランニングワークショップ」レポート

「一緒に走ろう!」というシンプルなテーマを掲げたワークショップ、
2026年1月17日(土)世田谷区立総合運動場 陸上競技場。今回で3回目の開催です。参加者は過去最大の140名!世界で活躍するトップアスリート11名とともに充実した時間を過ごしました。レッスン動画も以下公開していますので、ぜひ真似して走ってみてください!

今回のワークショップでは、アスリートがトレーニングやフォームを直々に教えてくれるスペシャルレッスンを実施。「短距離マスターコース」と「ランニングコース」で10人前後のグループに分かれ、2人のアスリートがコーチになります。東京2025デフリンピックで活躍した選手、パリ2024パラリンピックなどパラ陸上やパラトライアスロンの国際大会で活躍した選手に、足が速くなる走り方や疲れない走り方を教わり、アドバイスをもらえる貴重な機会です。

まずは短距離マスターコースのレッスンをご紹介。

①デフリンピック・陸上の金メダリスト・佐々木 琢磨(ささき・たくま)選手と同じくデフ陸上の岡田 海緒(おかだ・みお)選手の「オレンジチーム」。スキップ、ステップ、ジャンプステップから走りにつなげる「リズムトレーニング」、スタートダッシュのコツ、そして手話も楽しく教わりました。

②パリ2024パラリンピックで活躍した川上 秀太(かわかみ・しゅうた)選手、松本 武尊(まつもと・たける)選手は「紫チーム」。下半身の筋トレから、腕振りのコツ、ジャンプトレーニングなどパワーアップトレーニングを川上選手から。松本選手は変形ダッシュで反射神経を鍛えます!

③続いて東京2025デフリンピックのPRでも活躍した山田 真樹(やまだ・まき)選手と、パラ陸上のベテラン・多川 知希(たがわ・ともき)選手の「黄色チーム」。運動会で勝ちたいかー!の掛け声で気合いが入ります。「歩くと走るの違いとは?」をみんなで考え、空中で足を入れ替える練習をしました。

④田巻 佑真(たまき・ゆうま)選手と吉川 琴美(よしかわ・ことみ)選手の「緑チーム」。可動域を広げるためのストレッチと、レース本番でパワーを引き出すためのスタート直前ぶらぶら体操を吉川選手から。真似っこするだけでどんどん走るのが楽しくなるレッスン、腕振りのコツ、反発をいかして走るドリルを田巻選手から。

続いてはランニングコースの紹介です。

⑤マラソンやトライアスロン、1500mなどの中長距離で活躍してきた永田選手、井草選手、車いすレーサーに乗って走る吉田選手がレッスンしてくださいました。
「ピンク」「グレー」「ブルー」の3チームに分かれ、選手が前半後半でローテーション。
各チームとも2名の選手からトレーニングを教わりました。

永田 務(ながた・つとむ) 選手のテーマは「限界突破」。「マーカー陣取りゲーム」「手つなぎ鬼」といった、楽しいけど、やるととってもキツイゲームで自身の限界にチャレンジしました。

井草 貴文(いぐさ・たかふみ)選手「疲れない走り方研究」。ハードルを使ったトレーニングを念入りに、エネルギーロスを少なくするための「自分に合ったフォーム」研究にトライしました。

吉田 彩乃(よしだ・あやの)選手は、走るために大切な身体機能を高めるべく、複数の運動を次々と連続して行うサーキットトレーニングを。様々なメニューで走るための筋肉を鍛えました。 

レッスンの後、短距離グループはチーム対抗リレーで勝負!
参加者は50m、選手は100m走り、優勝を狙います。チームごとにバトンパスの練習をしたり、走る順番の作戦を立てたり。レッスンをいかし、みなさん全力で走りました!

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長距離グループはそれぞれ目標を立てて400mトラックを周回。
鍛えた筋肉を使い、フォームを意識し、皆さんそれぞれの限界を突破しました!

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体を存分に動かした後は、お菓子とホットドリンクで交流タイム。
最後に全員で記念写真を撮り、全てのメニューを終了しました。

参加者の皆さんからは「少人数での体験でトップアスリートと一緒に走れて楽しかった」
「目の前ですごい走りが見れて、パラスポーツに興味がわいた」「手話も自然に覚えることができた」などのうれしい感想をいくつもいただきました。
選手の皆さんからも「皆さん熱心でとても刺激になった」「楽しい時間を過ごせました」と、参加者への感謝のことばが届いています。

いっしょに体を動かし、選手の息づかいを身近に感じ、言葉を交わすことでたくさんの気づきがあります。TEAM BEYONDは、今後もみなさまとつながるイベントを企画していきますので、ぜひご期待ください!

【参加アスリート】

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①佐々木 琢磨(ささき・たくま)選手 仙台大学職員【聴覚障害】
◆東京2025デフリンピック 100m銅メダル、4×100mリレー金メダル

②山田 真樹(やまだ・まき)選手 ぴあ株式会社所属【聴覚障害】
◆東京2025デフリンピック 400m金メダル、200m銀メダル、4×400mリレー金メダル

③岡田 海緒(おかだ・みお)選手 三菱UFJリサーチ&コンサルティング所属【聴覚障害】
◆東京2025デフリンピック 800m6位・1500m8位

④川上 秀太(かわかみ・しゅうた)選手 アスピカ所属【視覚障害】
◆ニューデリー2025世界パラ陸上選手権 100m 金メダル
◆パリ2024パラリンピック 100m 銅メダル

⑤松本 武尊(まつもと・たける)選手 AC・KITA所属【脳性まひ】
◆パリ2024パラリンピック 400m 4位
◆パリ2023世界パラ陸上選手権 ユニバーサルリレー 金メダル

⑥多川 知希(たがわ・ともき)選手 AC・KITA所属【上肢障害】
◆ロンドン2017世界パラ陸上選手権 男子リレー 銅メダル
◆リオ2016パラリンピック 男子リレー 銅メダル

⑦吉川 琴美(よしかわ・ことみ)選手 AC・KITA所属【脳性まひ】
◆インドネシア2018アジアパラ競技大会 100m4位、200m4位
◆スイス2017世界パラ陸上ジュニア選手権 200m銅メダル

⑧吉田 彩乃(よしだ・あやの)選手 GROP SINCERITE WORLD-AC所属【脳性まひ・車いすクラス】
◆ニューデリー2025世界パラ陸上選手権 100m 6位
◆パリ2024パラリンピック 100m 8位

⑨田巻 佑真(たまき・ゆうま)選手 アシックス所属【下肢障害・義足クラス】
◆2025年 日本パラ陸上選手権 100m・200m・走り幅跳び 1位
◆神戸2024世界パラ陸上選手権 200m 7位

⑩永田 務(ながた・つとむ) 選手 サムティアセットマネジメント所属【上肢障害】
◆東京2020パラリンピック 陸上マラソン 銅メダル
◆アジアトライアスロンパラ選手権(2024年 フィリピン) PTS5 1位

⑪井草 貴文(いぐさ・たかふみ)選手 AC・KITA所属【脳性まひ】
◆神戸2024世界パラ陸上選手権 1500m7位
◆ロンドン2017世界パラ陸上選手権 1500m6位

【SPECIAL THANKS】
各チームで、アスリートと一緒にレッスンを盛り上げてくれた東京都内の陸上チームAC・KITAのみなさま。参加者へのサポートや会場の雰囲気づくりに多大な力をお貸しいただき、本当にありがとうございました!

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(午前の部の集合写真 ※冒頭の集合写真は午後の部のもの)
20260226

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