「TEAM BEYOND LIVE FIELD 2017」で、2,000人が音楽とパラスポーツの融合を体感!

2017.03.24

3月24日(金)、豊洲PIT(東京・江東区)で「TEAM BEYOND LIVE FIELD 2017」が開催されました。コンセプトは、「Beyond the music, Beyond the parasports. ~音楽とパラスポーツの融合。心が動き出す、その瞬間を体感しよう~」というもの。「TEAM BEYOND」メンバー限定のイベントで、抽選に当選した1,000組 2,000名が参加しました。

開演前から会場は熱気に溢れ、屋外を吹く季節外れの冷たい風を忘れてしまうほど。
18時30分、ライトの消された会場に、小池百合子東京都知事によるビデオメッセージが流れました。

「TEAM BEYOND LIVE FIELD 2017」で、2,000人が音楽とパラスポーツの融合を体感!

「パラスポーツを通じて、障がいをはじめとするあらゆる違いや壁を乗り越えて、一人ひとりの個性が輝く多様性豊かな社会、ダイバーシティをつくることを目指しています。TEAM BEYONDのメンバーに加わっていただいたみなさまと、今日、ここで初のイベントが開催できることをたいへんうれしく思っています」という挨拶が流れると、会場に大きな拍手が起こりました。 「パラスポーツには未来を変える力があります。一緒に未来を変えていきましょう! TEAM BEYOND LIVE FIELD 2017の開幕を宣言します」

「TEAM BEYOND LIVE FIELD 2017」で、2,000人が音楽とパラスポーツの融合を体感!

小池都知事の開幕宣言を受けて最初にステージに登場したのは、女子高生6人組のボーカルグループ「Little Glee Monster」。赤い衣裳をまとった6人が現れると、会場には大きな歓声が沸き起こりました。「好きだ。」など代表曲を歌いあげる途中、車いすテニスの船水梓緒里選手と、卓球の伊藤美誠選手のビデオメッセージが流れました。

「テニスを始めてから、人の目を気にせずに堂々と人前に出られるようになりました。試合のとき、あまり大声を出すほうじゃないですけど、心で吠えてます! 気持ちが下がっているとき、Little Glee Monsterをよく聞きます。同世代ががんばっているのをみると、自分ももっとがんばらないと、って思います」と船水選手。

「TEAM BEYOND LIVE FIELD 2017」で、2,000人が音楽とパラスポーツの融合を体感!

Little Glee Monsterのmanakaさんと親しいという伊藤選手は、「Little Glee Monsterさんのアカペラを聞くと、身体の底から震えてくるんです。スポーツや音楽って、人を元気にする力があるということに気づきました。2020年は、Little Glee Monsterさんと一緒に東京の舞台に出られたらいいなと思います」とコメント。
Little Glee Monsterのメンバーは「スポーツからパワーや勇気をもらっています!」と二人からのメッセージに応え、アカペラを熱唱しました。

続いてスクリーンに登場したのは、リオにご夫婦で出場された柔道家の廣瀬悠選手と順子選手。
「『あわせて1本!』というマンガの主人公に憧れて柔道を始めました。途中、止めた時期もありましたが、視力を失って、いろんなことに自信が持てなくなって、また柔道に打ち込むようになりました。辛いときもありますが、練習を楽しむことで強くなれると信じています」と順子選手がいうと、「僕は練習が好きじゃないんですが、順子さんが練習好きなんで(笑)。2020年は金銀銅を揃えようかなんていって笑うこともあるんですが、二人で金を目指します!」と悠選手。
二人で高め合える、支え合える関係って、素敵ですね!

水泳の木村敬一選手は「僕が水泳を始めたのは10歳のときです。目が不自由なのでぶつかったりして怪我が多かったんです。安全に身体を動かせるという理由で、水泳を始めました。2020年は、水泳の会場を満席にしたいです! リオ以上に盛り上げたい」と語ってくれました。

「TEAM BEYOND LIVE FIELD 2017」で、2,000人が音楽とパラスポーツの融合を体感!

そして登場したアーティストは、ヨーロッパ最大級の音楽アワード「2014 MTV EMA」で“ベスト・ジャパン・アクト”に選出されるなど、国内外で高く評価されている三浦大知さん。ダンサー4人を交えた圧巻のダンスパフォーマンスや、切々と歌い上げるバラードなどで、観客を魅了しました。「今夜ここに集まったみなさんと、音楽で一つになれたらうれしいです。暗闇を、スポーツや音楽の力でポジティブに、楽しみに変えられたら…。そんな希望に満ちた曲をお届けします」と、「Darkest Before Dawn」を歌いあげました。

熱気に包まれた会場に、世界に2人しかいない義足で2メートルを跳ぶジャンパー、陸上競技の鈴木徹選手の映像が映し出されました。

「アテネ大会が終わったとき、スポンサーを求めて自分で100社にアタックしましたが、当時はかなり厳しかったですね。この選手を見たい、そうなっていかないと難しい。リオでメディア露出が増えたのはいいことだと思います」

「TEAM BEYOND LIVE FIELD 2017」で、2,000人が音楽とパラスポーツの融合を体感!

日本人で初めて夏・冬両大会で金メダルを獲得した、陸上の土田和歌子選手は「障がいを持ち、スポーツに出会えたことで今があると思っています。自国開催って、本当にワクワクします。自分の可能性を信じて、一日一日を大切にしたい。私、前向きな曲が大好きなんです。AIさんの『ハピネス』は練習前によく聞いています!」と次に登場するAIさんを紹介

「TEAM BEYOND LIVE FIELD 2017」で、2,000人が音楽とパラスポーツの融合を体感!

「みんな元気~?」とパワフルに登場したAIさんは、「Story」などのヒット曲を歌い、ステージを後にしました。真っ暗な会場にアンコールの拍手が鳴り響く中、再び映像が映し出されました。ゴールボールのアスリートからのメッセージです。
「さあ、みなさんが今感じている感覚、共鳴する気持ちをボールに託して、このステージに届けてください」
会場の後方から鈴の音が聞こえ、鈴が入ったボールが観客の手から手へと受け渡されてステージへ。ボールが届いた途端、ステージにライトが点灯しました。

「TEAM BEYOND LIVE FIELD 2017」で、2,000人が音楽とパラスポーツの融合を体感!

「みんながみんな英雄」を歌うAIさんの声とともに、ステージにはTEAM BEYONDのユニフォームを着たアーティスト全員が再登場! Little Glee Monster、三浦大知さんも一緒に歌い、ステージには船水選手、伊藤選手、廣瀬悠選手と順子選手、鈴木選手、土田選手の姿も。
歌が終わるころ、天井からたくさんの白いものが舞い降りてきました。
蝶? 紙ヒコーキ?…。TEAM BEYONDと描かれたハート型のメッセージに、特に子どもたちは大喜び。

「みんなで写真撮影しよう!」というAIさんの声に、会場には「パシャッ!」というシャッター音が鳴り響き、熱いライヴは幕を閉じました。今夜の音楽は、きっと記憶に心に刻まれたことでしょう。

「TEAM BEYOND LIVE FIELD 2017」で、2,000人が音楽とパラスポーツの融合を体感!

ページトップへ