アルペンスキー
- 競技概要
- アルペンスキーは雪山の急斜面に立てられた旗門(コースを示す旗またはポールのことで、赤と青の2色)を猛スピードで滑り降りながらクリアしていき、そのタイムを競う競技。滑走距離や旗門の立て方の違いによって5種目に分かれている。
- ルール・用語
- ・滑降(ダウンヒル):アルペン種目の中でもっとも長い距離を、もっとも速いスピードで滑る種目。
- ・スーパー大回転(スーパージャイアントスラローム):ダウンヒルと合わせて高速系種目に分類され、ダウンヒルに必要なスピードへの強さと、ジャイアントスラロームのターン技術の両方が求められるタフな種目。
- ・大回転(ジャイアントスラローム):斜面を滑り降りるスピードとターンの技術を融合した総合力が必要となる種目。
- ・回転(スラローム):旗門の数がもっとも多く、細かいカーブをすばやく完璧に曲がらなければいけないので、テクニックが求められる種目。
- ・スーパー複合(スーパーコンビ):スーパージャイアントスラロームとスラロームを1本ずつ滑り、その合計タイムを競う種目。
- ・選手の中には、チェアスキーとアウトリガー(ストック代わりとなる用具)という特別な用具を使用してレースをする選手がいる。
- ・障がいごとに立位(スタンディング)、座位(シッティング)、視覚障がい(ビジュアリーインペアード)の3つのカテゴリーごとに分かれて行われる。
- ・「ビジュアリーインペアードカテゴリー」において、「ガイド」と呼ばれるスキーヤーが選手と一緒にコースを滑ることが認められている。
- 観戦のポイント
- ・雪山の変化に富んだコースを、時速100kmを超えるスピードで滑り降りてゆく姿は迫力満点!!アルペンスキーは、スタートからゴールまで実際にかかった時間に、クラスごとに定められた係数をかけ合わせた「計算タイム」で順位が決まる。発表されるのは計算タイムなので見ている側もわかりやすい。
20240909