軌道の美しさにまでこだわる!
動く輪の中心を打ち抜くミラクルサーブ
パラ卓球:岩渕 幸洋(いわぶちこうよう)選手
(東京2020パラリンピック日本代表内定)
挑戦するスゴ技(パラ卓球)
試合の進め方、得点の入り方といった基本的なルールは一般の卓球とほぼ同じであるパラ卓球。
その魅力はやはり緩急織り交ぜたラリーの応酬であり、主導権を握るには、ラリーの始まりを告げるサーブにおいて、ここ一番の高い集中力とコントロールが求められる。今回挑戦するのはそのサーブにより、わずか卓球ボール2つ分程の大きさの輪の中にボールを通すというスゴ技。岩渕選手はサーブの軌道を操り、動く輪の中心を打ち抜くことができるか!?
プロフィール・略歴
1994年12月14日、東京都生まれ。先天性で両足首に障害を持ち、左足には装具を付けてプレーをする。中学1年で部活動として卓球を始める。当時は障害者としての認識はなく、中学3年の時、クラブのコーチの紹介でパラ卓球に出会う。自分の障害に合うスタイルを考え始める中で、高校3年時に国際大会初出場。
2019年、メキシコオープン(個人・団体)優勝。世界ランク3位(2020年4月現在)。リオデジャネイロパラリンピックに続き、東京2020パラリンピック出場内定。
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