自転車競技
- 競技概要
- 時速60キロもの高速スピードで走る自転車競技は迫力満点!ビュンッと風のごとく目の前を走り抜ける様は、スピード感とスリル感たっぷり!できるだけスピードを落とさずにバランスを保ちながら走らなければならないコーナリングの高い技術、ロードでは周囲の選手たちとの駆け引きなどが、勝敗のカギを握る。
- ルール・用語
- ・屋内のバンク(傾斜のついた周回走路)で行われるトラックレースでは、「タイムトライアル」「個人追い抜き」「タンデムスプリント」「チームスプリント」「スクラッチレース」がある。
- ・屋外の一般道などを走るロードレースには、「タイムトライアル」「ロードレース」「チームリレー」がある。
- ・障がいの種類や程度によって、さまざまに工夫がこらされている。障がいの重い選手は専用の「三輪自転車」を使用し、視覚障がいの選手は「二人乗り用自転車」(タンデム)を使用し、前に晴眼者(パイロット)が乗る。また、下半身が不自由な選手は手で漕ぐ「ハンドサイクル」に乗って競技を行う。
- 観戦のポイント
- ・タンデムでは、選手はパイロットが踏むペダルのリズムに合わせて漕ぎ、パイロットのハンドル操作に合わせて体を左右に傾けている。パイロットと呼吸をピタリと合わせ、寸分の狂いもなく勢いよく漕ぐ様に注目!高速スピードのレース中は声を掛け合うことも難しく、日ごろの練習で培った信頼関係こそが勝敗を分けるカギに!
- ・ロードでは、先頭集団の中で選手同士で話すこともある。いつ、どのタイミングでスパートをかけるのか、お互いに声をかけながら駆け引きしている。
20240910