デフサッカー(ろう者サッカー)
- 競技概要
- 「デフ」は英語の「deaf(聞こえない人、聞こえにくい人)」の意味で、デフサッカー(ろう者サッカー)は聴覚障がい者のサッカー。フットサルもある。競技中は補聴器を外すことが義務付けられているため、「音のないサッカー」の愛称でも呼ばれている。ピッチ上ではアイコンタクトや手話でコミュニケーションを取り、主審は笛以外にフラッグも使用するなど、すべて視覚的に伝える。日本代表はサッカーの男子、女子とフットサルの男子、女子の計4チームあり、デフサッカーでは2018年のアジア大会(第4回アジア太平洋ろう者サッカー選手権大会)で女子が優勝、男子が準優勝するなど活躍を広げている。また、ろう者の世界的スポーツの祭典「デフリンピック」やデフサッカーの世界選手権など国際大会も多い。
- ルール・用語
- ・健常者の11人制サッカーと同様のルールで行う。
- ・補聴器は外して行う。
- ・フルコート、試合時間45分。
- ・主審は笛以外にフラッグも使用し、視覚的に伝える。
- 観戦のポイント
- ・音、声の聞こえない状態でどのようにコミュニケーションを取っているのかに注目!
- ・聞こえないこと以外は全て健常者同様のルールでプレーしている。障がいを感じさせないハイレベルな攻防が繰り広げられる。
- ・障がい者サッカー界最多の4カテゴリーの日本代表チームがあり、サッカーはデフリンピックとW杯、フットサルはW杯が4年に1度開催されるので、毎年国際大会を楽しむことができる。
20240910