馬術
- 競技概要
- まさに「人馬一体」!選手と馬との心が通じ合った中で、正確性と芸術性を競い合う競技。工夫次第で大きな可能性を秘めた競技でもあり、2008年北京パラリンピックには、両腕に障がいがあるために、口に手綱をくわえ、右足につけた鞭で馬を自在に操る選手が登場し、大きな話題に!ジャケット、ヘルメット、ブーツ、手袋を身に付け、姿勢よく颯爽と馬に乗る様を見ていると、貴族の世界にタイムスリップしたような気分に……。
- ルール・用語
- ・決められた規定演技を行う「チャンピオンシップ」と、選手自身が選曲した音楽に合わせて演技を行う「フリースタイル」の2種目。
- ・個人戦では障がいの種類や程度に応じた5つのクラスごとに競技を行う。団体戦は、クラスを問わずにチームを組む。
- ・馬に乗って、円を描いたり、決まったスピードで走らせるなど、約20の課題を行い、その正確性と美しさで得点となる。
- ・1つの課題は10点満点で得点され、合計得点はパーセンテージで表示される。
- 観戦のポイント
- ・動物を扱う唯一の競技で、他と違うのは「華麗さ」が求められること。
- ・馬が選手を「パートナー」として認めているかどうか、お互いの心が通じ合っているかは、競技を見ていれば感じることができる。どのように選手と馬がコミュニケーションをとっているかに注目して見てみると、より面白さが増すこと間違いなし!
20240910