5人制サッカー
- 競技概要
- パラリンピックでもサッカーは大人気!「ブラインドサッカー」(ブラサカ)とも呼ばれる視覚障がい者のために考案された「5人制サッカー」。とても見えていないとは思えないほど華麗なスーパープレー続出に、観客は大興奮!連携プレーやセンタリングなどが繰り出すこともあり、想像を絶する「世界」に魅了されること間違いなし!サッカーファンはもちろん、一度見れば面白さにはまる人が続出!
- ルール・用語
- ・フィールドプレーヤー4人と、晴眼者もしくは弱視の選手が担うゴールキーパー(GK)の5人でチームが構成される。そのほか、敵陣のゴール裏には「ガイド」(コーラー)が立ち、選手にゴールまでの位置や角度、シュートのタイミングなどを伝えている。選手は仲間同士の声かけのほか、GKの指示で守り、ガイドの声を頼りにオフェンスを組み立てる。サイドフェンス外側からは監督が指示を出している。
- ・フィールドプレーヤーはアイマスクをつけ、ボールを持った選手に向かって行く際は、危険な衝突を避けるために、必ず「ボイ(スペイン語で「行く」の意味)!」という声を出さなければならない。
- ・コートの大きさはフットサルとほぼ同じ。転がすと「シャカシャカ」と音が鳴る特殊なボールを使用している。
- 観戦のポイント
- ・フィールドプレーヤーは転がると出るボールの音、GK、ガイド、監督の指示、相手側の声を頼りに判断して動いているので、プレー中は静かに見るのがマナー。その分、シュートが決まった時には思い切り歓声をあげ、称賛の拍手を選手に送る時の快感は大きい!
- ・目からの情報がない中でフィールドプレーヤーがどうやってプレーしているのかは誰もが不思議に思うこと。耳をすますと、GKからは「もっと後ろ!」「ボールに当たれ!」などとディフェンスについて、一方ガイドからは「45度、8メートル!」「今だ!打て!」などとオフェンスについての指示が出ている。
- ・視覚からの情報がないために、よりチーム内のコミュニケーション力が重要。意思疎通がとれているかどうかは、プレーを見ればひと目でわかる。
20240909