卓球
- 競技概要
- トップクラスにもなると、なんと球速は時速100キロ以上!その球を瞬時に撃ち返し合い、激しいラリーが続くパラ卓球。日本代表クラスの選手たちは数多くの国際大会に出場している。
- ルール・用語
- ・シングルス、ダブルスの「個人戦」と「団体戦」があり、障がいの種類や程度、運動機能によってクラス分けされている。
- ・健常者の卓球とほぼ同じルールで行われるが、車いす選手のサービスは、相手コートで一度バウンドし、エンドラインを越えない場合は「レット(ノーカウント)」となる。
- ・どれも同じように見えるラケットだが、実は貼っているラバーは各選手のプレースタイルや好みによって異なる。主に、ボールに回転をかけやすい「裏ソフト」、凹凸があり球離れが速いために相手の回転をうけにくい「表ソフト」、相手のボールを逆回転にしたりして、意表をつく変化球を打つことができる「つぶ高」の3種類。
- 観戦のポイント
- ・「目にも留まらぬ」スピード感あふれるラリーの中で、選手たちは駆け引きをし、勝機を見出そうと必死だ。時には簡単そうに見える球を弾くことも。そんな時は、実は回転をかけたり、タイミングをずらして、ミスを誘っている。
- ・選手は、相手の動きやクセなどから一歩先の展開を読み、素早く動いている。常に正確な判断が求められ、小さなミスが命取りになることも。
- ・障がいの程度によってプレースタイルに変化も。障がいの軽い選手は可動範囲が広いために積極的に攻めるタイプが比較的多く、障がいの重い選手は回転をかけ変化球で相手を惑わせるのが得意なタイプが多い。
20240910