ゴールボールを“体験”する【前編】

2018.12.27
ゴールボールを“体験”する【前編】

「2020年東京大会」に向けてパラスポーツを応援する連載。今回はMORE誌面やブログで活躍する読者インフルエンサー『モアハピ部』のメンバー(右から*Ayane*さん、ゆずさん、しょこたうるすさん)が、パラリンピック正式競技の 「ゴールボール」を体験しました!

【ゴールボールとは】
ゴールボールは、もともと第二次世界大戦で視覚に傷害を受けた傷痍軍人のリハビリテーション効果を促進するために考案された。アイシェード(目隠し)を着用した1チーム3名のプレーヤー同士が、コート内で鈴入りボールを転がすように投球しあって味方のゴールを防御。相手ゴールにボールを入れることにより得点し、一定時間内の得点の多少により勝敗を決するもの。プレー中は静かに応援し、点が入ったら声援を送る。選手はその声援により、点が入ったことがわかる。 (「日本ゴールボール協会」公式サイトより)

驚きの感覚でプレーする、パラスポーツ独自の競技

パラスポーツをより身近に感じるべく、 障がい者スポーツ独自の競技であるゴールボールをモアハピ部の3人が体験!

最初に日本代表候補選手によるデモンストレーションを観た瞬間、ボールが転がる方向へ体を投げ出してブロックする様子に「本当に見えてないの!?」と驚愕。

ゴールボールを“体験”する【前編】

取材当日はゴールボール愛好者による交流大会が開催され、 日本代表候補選手によるデモンストレーションも。 世界と戦うレベルを目の当たりにし、会場中が大興奮!

一般社団法人 日本ゴールボール協会理事の増田徹さんが「障がいの程度によって差が出ないよう、選手は全員アイシェードを着用するんです」と教えてくれました。

「鈴の入ったボールが転がる音や床の振動、選手同士の気配などを頼りに、視覚以外の全神経を研ぎ澄ますので、独特の静寂と緊張感が生まれます」(増田さん)

ゴールボールを“体験”する【前編】

ゴール裏 でアイシェードをつけてイメージトレーニング。

ゴールボールを“体験”する【前編】

コート内に貼られたテープの下にはひもが通されていて、選手はそのわずかな凹凸の感触で自分の位置を確認する。

ゴールボールを“体験”する【前編】

音だけでボールを追う難しさを体感。想像以上の集中力が必要とされる。

その後、実際にアイシェードをつけてボールをブロックしたり投げたりする体験や、日本代表候補の高田朋枝選手に指導していただく貴重な経験も!

(体験の模様は後編へ続く)

【MORE webサイト】
https://more.hpplus.jp/
撮影/藤澤由加

20181227

ページトップへ