放課後BEYOND

そうだ!ウィルチェアーラグビーを知ろう。

こんにちは!わたしは、放課後BEYONDに所属している高校三年生のりなこです!
今回は、ウィルチェアーラグビーというスポーツに焦点を当てていきたいと思います。

皆さんはウィルチェアーラグビーというスポーツを知っていますか??名前は聞いたことがある!という方もいるかと思いますが、このスポーツは車いすに乗った選手によるラグビーのことです。「あ〜車いすバスケみたいなものね」と思ったそこのあなた、ウィルチェアーラグビーと車いすバスケは全くの別物なんですよ!

これからまだまだ知られていないウィルチェアーラグビーの魅力に迫っていきたいと思います。

■ ウィルチェアーラグビーってどうやって生まれたの?

まず、どのようにウィルチェアーラグビーというスポーツが出来たのか、ご紹介します。(ここにもドラマがあるのです、、、)
1976年、カナダのウィニペグという町で、重量上げのトレーニングに来た四肢障がい者たちが、コーチが来ない間待つことになり、車いすバスケをやりたいが出来ないし、何が出来るゲームはないかと考えていました。それで仕方なくゴミ箱をゴールに見立ててボールをいれる遊びをしていましたが、彼らは四肢に障がいを持つため入ってしまったボールをすぐに取り出すことが出来ず、上手くいきませんでした。失敗のあと彼らが考えついたのがウィルチェアーラグビーだったのです。
昔はゲームの激しさからmurderball(殺人球技)と呼ばれていましたが、現在は、ウィルチェアーラグビーと呼ばれています。新しいスポーツで、考案者のひとりは現在も地元から国際レベルのイベントまで様々な組織に所属し活動しています。
こんなふとしたことからここまで発展するスポーツが生まれるなんて、まさにドラマティックだなと感じました。

大体イメージが掴めてきたところでルールです!男女混合の競技で1チームは最大12人で編成され、コート上には4人が出場します。コート上の4人のポイント※が8点以内になるようにチームを編成しなくてはいけません。
(※ポイント→障がいの程度によって各選手に持ち点が設定されます。持ち点は、障がいが軽いほど点数が高く、合計点を8点以内に編成することで障がいの軽い選手だけで無く重い選手にも出場機会が生まれるというシステムです。)
試合には8分間のピリオド(前半、後半が4つにわかれたイメージ)があり、ピリオド間にはインターバルや、ハーフタイムと呼ばれる休憩が挟まります。最後の第4ピリオド終了時点で同点の場合は3分間の延長戦という形を取ります。
主な試合のルール(体育館を思い出すとわかりやすいと思います!)

○攻める側は、ボールを持ったらセンターラインを12秒以内に超えなくてはならない。
○一度センターラインを越えたら自陣側にボールは戻せない。
○攻める側は40秒以内に、ゴールしなくてはいけない。

これが犯されると、ボールは相手のものになり再び試合が始まります。

ルールは大体分かったでしょうか??

■ ウィルチェアーラグビーに出場する選手はどんな人?

このウィルチェアーラグビーにはどんな選手が出場できるのでしょうか??
答えは、“四肢麻痺者”です。元々、四肢麻痺の人々が何か楽しめるゲームがないかと考案されたのがこのスポーツなので、比較的障がいが重い選手が多い傾向にあるのです。しかしながらその激しさは障がいがあるとは思えない迫力を持っています。健常者のラグビーとはルールや競技人数は異なるものの、とても激しいという点では共通しています。
murderball=殺人球技というのはその激しさゆえの名前だったのです。

ここまで読んで、なんとなくウィルチェアーラグビーがどんなものか分かっていただけたのではないでしょうか??
車いすに乗っているから、障がいを持っているから迫力もきっとないし、あんまり面白くないんだろうというのは全くの間違いです。実際の試合の映像などを見ていただければ、車いすが激しくぶつかり、倒れる様子などが映っています。やはりスポーツの魅力に迫力、激しさという要素が私はあると思っています。美を競うフィギュアスケートやシンクロナイズドスイミングなどもとても見ていて魅力的ですが、サッカー、ラグビー、バスケットボールなどのスポーツはその選手のスピード感、テクニック、ぶつかるほどの熱量そういうものを感じるからこそ楽しい、面白いのだと思います。

■ ウィルチェアーラグビーは、面白い!

パラスポーツ(障がい者によるスポーツ)はなかなかきっかけがないと入りにくい世界だとは思います。しかしまだ知名度が低いからこそ、クオリティの高い試合を良い席で見ることが出来たり、体験などを出来たりしちゃうのです。ウィルチェアーラグビーはまだほかのパラスポーツに比べても知名度は低いですが、迫力は一番と言っていいと思います。もうテレビではスポーツを見飽きたあなた!ちょっと遠出して、この激しいスポーツで、一緒に熱くなってみてはいかがでしょうか!!


<放課後BEYONDとは>

2020年にハタチになる高校生や、新社会人となる大学生など、未来を担うTEAM BEYOND学生メンバーが放課後に集まり、パラスポーツについて学んだり、実際に体験したりしながら、同世代に向けて発信していくプロジェクトです。学生の声で、パラスポーツの魅力を発信していきます。

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