放課後BEYOND ニューススタンド

現役JKきよかが考える「バリアフリー」って何だ!!!
第1回 焦らず壁をぶち壊す

きよかプロフィール

■放課後BEYONDに参加した理由:
2020年にちょうど大学生になっているから、そのとき私もいろいろな活動に関わってたいな、と思ったから
■未来の東京が、こんな風になったらいいな:
皆が皆に優しいまち

みなさんこんにちは!放課後BEYONDのきよかです。合唱と演劇が好きな高校二年生です。勉強そっちのけで趣味に走ってます!(私のニューススタンドでは、私がイベントに参加したり、企画をするなかでバリアフリーについて考えたことを発信していこうと思います。)
私は、先日町田旭体育館で行われた、町田市障がい児・者スポーツ教室クリスマス会にお邪魔してきました。町田市障がい児・者スポーツ教室は、町田市が市内在住で障がいのある方を対象に開催している教室です。スポーツ教室の生徒さんやこどもたち、保護者さん、職員の方も一緒のクリスマス会が行われるということで、潜入してきました!
ではでは、当日の様子をお伝えします!

まずはラジオ体操で体をほぐしてから、大玉転がしやパン食い競争など、運動会でよく行われる種目でレクリエーション。勝ち負けはなく、皆がのびのび楽しんでいるのが印象的でした。

お次は、SOCIAL WORKEEERZさんをお迎えしてのダンスワークショップ。SOCIAL WORKEEERZは、ダンスでバリアフリー社会をつくることを目指しているとってもかっこいい団体です。ぜひホームページをチェックしてみてください。 皆さんノリノリで、ワークショップは大盛り上がりでした。

最後は、スポーツ教室に通っている子の保護者さんで結成された「おやじバンド」が、クリスマスソングや子どもたちの好きな曲を演奏してくれました。
皆さんすごく楽しそうで、私も時間を忘れるくらい楽しかったです!

さて、私には、今回のイベントに参加するにあたって、「参加者の子たちと友達になる!」という目標がありました。職員さんがたくさんの子どもたちを紹介してくれました。仲良くなりたくて一生懸命話しかけたけど、内気な子が多い印象でした。やっぱり初めてでコミュニケーションをとるのはなかなか難しかったです・・・。でも、一人だけ、目があったときににっこり笑ってハイタッチしてくれるようになって、本当に本当に嬉しかった。
コミュニケーションの障害は当事者のなかにあるのではなく、人と人との間に横たわる壁だと職員さんはおっしゃっていました。クリスマス会に参加していた子たちとあんまり上手く話せなかったな、と思ったけれど、あのハイタッチの瞬間、あの子と私の間の壁に、ひびが入った気がします。諦めないで話し続けてよかった!と思いました。
それから、職員さんが、「また今度来なよ。次来たらだいぶ違うよ。」と言ってくれました。私が来たことはみんなちゃんと覚えてくれているらしいです。クリスマス会に集まっていた子たちは、内気で人見知りで、なかなか話せなかったけど、私があの子たちのことを知りたいと思っているのと同じように、皆も私と仲良くなりたいと思っていてくれているのかな。そうだったらこんなに嬉しいことはないです。
まだまだ私と、あの子たちの「壁」は厚いと思います。何より、まだ会ったばかりです。障がいの有る無しに関係なく、お互いを理解して友達になるのにはそれなりに時間がかかるものです。これから、「知りたい、仲良くなりたい」という気持ちを強くもって、焦らずゆっくり「壁」を壊していきたいと思います。いや、壊します!


<放課後BEYONDとは>

2020年にハタチになる高校生や、新社会人となる大学生など、未来を担うTEAM BEYOND学生メンバーが放課後に集まり、パラスポーツについて学んだり、実際に体験したりしながら、同世代に向けて発信していくプロジェクトです。学生の声で、パラスポーツの魅力を発信していきます。

20170830

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