スピーディに展開する試合から一瞬たりとも目が離せない!「日本シッティングバレーボール選手権大会」を観戦

2019.03.29
スピーディに展開する試合から一瞬たりとも目が離せない!「日本シッティングバレーボール選手権大会」を観戦
スピーディに展開する試合から一瞬たりとも目が離せない!「日本シッティングバレーボール選手権大会」を観戦

「ゆっくり一本いこうー!」

どんな場面でも、笑顔で声をかけあい、励まし合う選手たち。そこには、仲間と共にひたむきに勝利を目指す選手たちの姿がありました。

この日、武蔵野総合体育館で「第22回日本シッティングバレーボール選手権大会」の2日目が行われました。本大会は、日本一のチームを決める国内最高峰の大会です。

シッティングバレーボールは、床にお尻をつき、座った姿勢でプレーをする6人制のバレーボール。障がいの有無に関わらず、誰もが楽しめるスポーツとして、近年普及が期待されている競技です。また、昨年インドネシアで行われたアジアパラ競技大会では、女子日本代表が銅メダルを獲得するなど、東京2020パラリンピックでも日本代表の活躍が期待されています。

そんな選手たちのハイレベルな戦いを間近で体感しようと、会場にはTEAM BEYONDメンバーが集まりました!

座った姿勢で戦う、シッティングバレーボール

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会場では、3面同時進行で男子と女子のトーナメントが行われました。
「チームに1名以上の障がい者が在籍していること」が本大会の参加条件であるため、障害のない選手も多数参加しています。

シッティングバレーボールの特徴として、健常者のバレーボールに比べて1メートル以上も低いネットがあります。ボールと床までの距離が短いため、力の強い選手のアタックや、守備の裏をつく攻撃が決まると、あっという間に得点が入ります。

そのため、高さやパワーを生かしたプレーだけでなく、スピード感のあるラリーの応酬や頭脳プレーも次々と繰り出され、スピーディに展開する試合からは、一瞬たりとも目が離せません!

この日は、元バレーボール全日本女子の大林素子さんとシッティングバレーボール女子日本代表監督の真野嘉久さんによる実況解説も行われました。

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初心者でも楽しめる、わかりやすい実況解説

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2日がかりで行われたトーナメントもいよいよ終盤、ついに女子の決勝戦が始まりました。この試合では、大林さんと真野さんの実況解説がTEAM BEYONDメンバーに向けて行われました。

対戦するのは、「楽しく」をモットーに活動する「京都おたべーず花子」と、大会4連覇を狙う「東京プラネッツ女組 黒」。

試合は「京都おたべーず花子」のサーブからスタートしました。

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真野さん:「東京は一人ひとりの技術、そして経験がある。京都は通常のバレーボールをやってる選手も多いので経験が豊富なんです」

昨年まで「東京プラネッツ女組 黒」の監督を務めていた真野さん。豊富な知識を生かしたわかりやすい解説で、初心者でも安心して試合を楽しむことができます。

笑顔でこの試合を見守っていたのは、中学校で校長先生をされている猪瀬政幸さん。

猪瀬さん:「実は先日、真野さんと選手に学校へ講演会に来てもらったんです!体験会には私も生徒と一緒に参加しました。手で体を動かすのは大変だったけれど、とても楽しかったです」

それをきっかけに、生でシッティングバレーボールの試合を見てみたいと思い、今回TEAM BEYONDの観戦会に参加した猪瀬さん。障がいのある人もない人も一緒に楽しめるスポーツはなかなかないと、学校の授業でも取り入れていきたいと考えているそうです。

猪瀬さん:「今日は、講演会に来てくれた、東京プラネッツの齊藤洋子選手のプレーを見ることができて嬉しいです!試合は初めて見たけれど、一緒にバレーをしたいという気持ちになりました」

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「次、一本いこう!」選手たちの熱い戦い

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1セット目は25対19で東京プラネッツの勝利。休憩を挟んだあと、2セット目がスタートしました!

スパイクが決まると選手たちは嬉しそうにハイタッチをし、得点をとられても「次に一本いこう!」と声をかけて励まし合う選手たち。チーム一丸となって試合を盛り上げていきます。

大林さん:「健常者のバレーボールとは、ポジションも攻撃のパターンが違うので勉強になりますし、おもしろいですね!いいサーブがどんどん決まっていきます」

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イヤホンを付けて、真剣な眼差しで選手たちの姿を見つめるのは、松田英二さんと小学6年生の侑大さん親子です。

英二さん:「以前からパラスポーツには関心があって、ブラインドサッカーは見に行ったことがあるんですが、バレーは初めて。スピード感があるし、みなさん笑顔で楽しんでいるところがいいですよね」

侑大さん:「僕はスポーツが好きで、自分でもバスケットをやっています。選手たちが、座ってバレーの試合をしているのがすごい!」

一番前の席で試合を観戦し、シッティングバレーボールにすっかり魅了されたようです。

東京がリードする展開で試合が進み、第2セットも東京が連取し勝利!最後は全員で互いの健闘を称える握手を交わして、女子の決勝戦が終了しました。

みんなの熱い応援が飛び交う

さあ、最後の試合は男子の決勝戦です!会場全体に大林さんと真野さんの実況解説が放送され、会場が一体となって試合を見守ります。

対戦するのは、「千葉パイレーツ」と「球酒玉会 埼玉レッドビーズ坊主」。両者とも20代後半から40代の選手を中心に構成されたチームです。

真野さん:「埼玉(レットビーズ坊主)も千葉(パイレーツ)も勢いがすごいんですが、両チームともファンの応援もすごいんですよ!ぜひそれも楽しんでほしいですね」

「いくぞ!オス!」

両チーム円陣を組んで、気合を入れたところで試合がスタート!埼玉が先制点を決めれば、負けじと千葉もポイントをとり返えします。

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親子でときどき会話をしながら、スピーディに展開していく試合を笑顔で見守っていたのは、菅原弘道さんと小学6年生の義道さん親子。シッティングバレーボールの観戦は今日が初めてです。

弘道さん:「車いすバスケットボールは以前見たことがあり、シッティングバレーも一回見てみたいと思っていました。チームワークがすばらしく、熱い試合が展開されるので楽しいですね」

テニスとサッカーをされているという義道さんも、試合を夢中になって見ています。

義道さん:「一見、どの選手に障がいがあるのかわからないですね。迫力がすごくて興味がでてきました」

2020年に向けてシッティングバレーボールを応援し続けてほしい

1セット目は、14対25で千葉が勝利!つづく2セット目は、優勝に向けて両者の熱意はさらに燃え上がり、片時も目が離せない試合展開が続きます。

大林さん:「お互いサーブで一気に攻めたいという勢いを感じます。ネット際での攻防もすごいですね!」

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応援席からは、「がんばれー!」「1本1本!」と大きな声援が飛び交い、会場はさらに盛り上がっていきます。

試合をリードし続けた千葉が先にマッチポイントに!埼玉はあきらめず粘りましたが、千葉が勝利を決めました。

客席からは大きな拍手と声援が、全力で戦った選手たちを称えました。

スピーディに展開する試合から一瞬たりとも目が離せない!「日本シッティングバレーボール選手権大会」を観戦
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最後にTEAM BEYONDメンバーに、大林さんと真野さんからメッセージをいただきました。

大林さん:「今日の試合から、バレー選手であった私自身もいろいろと勉強させていただきました。これからもシッティングバレーボールをTEAM BEYONDメンバーの一員として、一緒に応援していきたいと思います!」

真野さん:「今日を契機にシッティングバレーボールを知っていただけたと思うので、2020年に向けて、引き続き応援を宜しくお願いします。そしてバレーだけでなく、障がい者スポーツすべての競技に愛情を注いでいただけたら嬉しいです」

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最後に、大林さん、真野さん、そして実況解説でMCを務めた豊嶋さんとTEAM BEYONDメンバー全員で記念撮影!大林さんと真野さんの実況解説のおかげで、観戦が初めての方でも試合を楽しむことができ、シッティングバレーボールのルールも知ることができたと喜びの声を聞くことができました。

TEAM BEYONDでは、これからもパラスポーツの試合を応援で盛り上げていきます!あなたも選手たちに熱いエールを送ってみませんか?TEAM BEYONDへの参加をお待ちしています。

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