東大クイズ研究会と一緒にパラ競技クイズを考える。パラスポーツクイズを作ろう!【第1回応援リーダー ワークショップ】

2020.03.13
東大クイズ研究会と一緒にパラ競技クイズを考える。パラスポーツクイズを作ろう!【第1回応援リーダー ワークショップ】

2020年2月9日(日)、都内にて「応援リーダー」ワークショップの第1回目となる「パラスポーツクイズを作ろう!」が開催されました。応援リーダーとは、2月24日に開催を予定していたパラスポーツまるわかりイベント「BEYOND STADIUM 2020」で会場を盛り上げる人たちのこと。このワークショップで作られたクイズは、「BEYOND STADIUM 2020」のクイズラリーに採用されるということもあり、応援リーダーたちの目も真剣! 初めてのクイズ作りに一丸となって取り組みました。

東大クイズ研究会と一緒にパラ競技クイズを考える。パラスポーツクイズを作ろう!【第1回応援リーダー ワークショップ】

東京都オリンピック・パラリンピック準備局の青木主任からは、ワークショップの開催にあたり「『BEYOND STADIUM 2020』では本番のパラリンピックのような雰囲気を作って、パラスポーツの楽しさを伝えたい。今日はパラスポーツの楽しさが伝わるクイズが生まれるように、楽しみながら作ってほしい」との話がありました。

どうやって作る?東大クイズ研究会がクイズ作りをレクチャー

イベントのMCとして、パラスポーツ大好き芸人のみんなのたかみちさん、全日本応援協会のめぐオンさん、かなぶんさんが登場。みんなのたかみちさんがオリジナルの歌クイズで、会場を盛り上げながらのスタートです。

東大クイズ研究会と一緒にパラ競技クイズを考える。パラスポーツクイズを作ろう!【第1回応援リーダー ワークショップ】
東大クイズ研究会と一緒にパラ競技クイズを考える。パラスポーツクイズを作ろう!【第1回応援リーダー ワークショップ】

いきなりクイズを作るのは難しいので、まずは東大クイズ研究会のメンバーがクイズの作り方をレクチャー。

はじめに「正解して欲しいと思いながら作る」「答えが複数にならないよう、ちゃんと1つに絞れるかどうか調べて、回答者が答えを限定できるようにする」という基本的な心得を説明した後、二択式や自由回答式の問題例から実際の組み立て方を解説。初めて知るクイズの作り方に、参加者のみなさんは真剣な表情です。

東大クイズ研究会と一緒にパラ競技クイズを考える。パラスポーツクイズを作ろう!【第1回応援リーダー ワークショップ】
東大クイズ研究会と一緒にパラ競技クイズを考える。パラスポーツクイズを作ろう!【第1回応援リーダー ワークショップ】

また、「マニアックなことを先出しすることにより、知っている人が早押しできるようになる」という早押しクイズならではのクイズ作りのコツも。さらに、問題の中のキーワードを時系列や50音順に並べることで、答えを推測しやすくなるなど、クイズをより盛り上げるためのポイントを披露していました。

最後に参加者が東大クイズ研究会メンバーと一緒にクイズの早押しに挑戦! 参加者たちが解答ボタンを押そうと動く前に、クイズ研究会メンバーたちが圧倒的な早押しを披露していました。

東大クイズ研究会と一緒にパラ競技クイズを考える。パラスポーツクイズを作ろう!【第1回応援リーダー ワークショップ】

どんな問題にする? パラスポーツを学びながらアイデアにまとめよう!

東大クイズ研究会と一緒にパラ競技クイズを考える。パラスポーツクイズを作ろう!【第1回応援リーダー ワークショップ】

クイズの作り方を学んだら、早速クイズのアイデア出しに取り組みました。今回は12チームに分かれて、チームごとに2競技のクイズ作りを担当。

みなさん、テーブルにあるパラスポーツハンドブックだけでなく、スマートフォンを取り出してインターネットを駆使する人もいました。

東大クイズ研究会と一緒にパラ競技クイズを考える。パラスポーツクイズを作ろう!【第1回応援リーダー ワークショップ】
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その後、個人のアイデアをもとにチームのみんなでクイズを考えます。すんなりと進むチームもあれば、なかなか決まらないチームも。困っているテーブルには東大クイズ研究会のメンバーや、MCのみなさんが参加しながらクイズ作りを手伝いました。

東大クイズ研究会のメンバーから「どのようにクイズを組み立てたら、より面白くなるか考えてみて」といった具体的なアドバイスも。より答えやすくするには?逆にひっかけをどうつくるか?など、日頃の知識を惜しみなく参加者へレクチャーしていました。

東大クイズ研究会と一緒にパラ競技クイズを考える。パラスポーツクイズを作ろう!【第1回応援リーダー ワークショップ】
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途中、各チームの様子について東大クイズ研究会のメンバーに話を聞いてみたところ「僕らが解けない問題もできていました!」と話しており、かなりクオリティの高い問題も生まれていたようです。

1チームにつき2競技のクイズを出題。クイズ大会は大盛況!

最後に、各チームが作った問題を発表するクイズ大会が開催されました。それぞれのチームがみんなで考えた自慢の問題を持ち寄ります。一発で答えられる問題もあれば、なかなか正解が出ないものも。

東大クイズ研究会と一緒にパラ競技クイズを考える。パラスポーツクイズを作ろう!【第1回応援リーダー ワークショップ】
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クイズの題材は競技のルールから有名選手の名前まで幅広い範囲に。問題を通してみんなでパラスポーツ競技への理解を深めていきました。

中にはあえて回答時にボケる人たちも登場し、笑いが絶えない発表となりました。

東大クイズ研究会と一緒にパラ競技クイズを考える。パラスポーツクイズを作ろう!【第1回応援リーダー ワークショップ】
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すべてのクイズ終了後、「クイズをしてみて面白かった人!」という問いに、参加者全員が勢いよく挙手! パラスポーツを深く学びつつ、楽しく問題作り&回答できたことが、会場の雰囲気からも伝わってきました。

クイズを通してパラスポーツへの知識・興味が深まる時間に

参加者からは「最後のクイズ大会はテレビを見ているみたいで面白かったです。他ではなかなかできない体験ができました」という声や「知らないことが多くて、クイズを作るのが難しい。学びが多かったです」という声も。

東大クイズ研究会と一緒にパラ競技クイズを考える。パラスポーツクイズを作ろう!【第1回応援リーダー ワークショップ】
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MCを務めたみんなのたかみちさんは、「みなさん真剣にクイズを考えてくれていて嬉しかったです。特に、子どもはおもしろかったですね。芸人でも思いつかない『なんでそうくる!?』という発想がありました。でも、そのほうがみんなの記憶に残りますし、良いですよね」と話していました。

2月24日のイベント『BEYOND STADIUM 2020』は残念ながら中止となりましたが、クイズを考えたことでよりパラスポーツへの興味が深まったことには間違いありません。

いろいろな角度からパラスポーツへの興味を深めるTEAM BEYONDではメンバー募集中です。あなたもメンバーの一員として、パラスポーツの魅力に触れて、体験して、一緒に応援してみませんか? TEAM BEYONDへの参加を心よりお待ちしております。

20200313

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