パラアスリート豊田まみ子さんの「バッグの中身、見せて!」

2017.11.17
パラアスリート豊田まみ子さんの「バッグの中身、見せて!」

インタビュー  豊田まみ子さん[パラバドミントン]

キラキラの可愛いピンをひとつだけ

2020年からパラリンピックの正式種目に追加されたバドミントン。東京大会での金メダルを目指している豊田まみ子さんは、管理栄養士さんについてもらい3食をサポートしてもらっているそう。

「練習帰りにはスーパーで買い出しをするので、エコバック(写真右上)は欠かさず持ち歩いてます。あまり料理は得意じゃないし時間もかけられないので、カット野菜を利用してササッと作ることが多いですね。毎食栄養士さんに写真を送って、足りない栄養や量のアドバイスをもらってます」

練習着などを入れるリュックには一応コスメポーチ(写真左上)も入っているものの、中身については「アイシャドウのキラキラがこぼれてるので開けないほうがいいと思います!」となぜか必死に阻止。

「普段は出社するときも練習のときもほとんどスッピンで、会食や講演会のときにたまーに軽くするくらい。全然こだわりもないんです(笑)」

「女子力が低い」と自己評価をする豊田さん。その理由は「キャピキャピしていて私のほうが落ち着いていると思う」というお母さんが身近にいるからかも!?

「実家に帰ったときに一緒に買い物に行くこともあるんですが、いつの間にかお母さんの洋服選びに付き合わされることも(笑)。少女漫画が好きで、実家にはお母さん専用の漫画コレクションもあるんです。お気に入りは『きょうは会社休みます。』らしいです。ただし家族全員が共通で好きな漫画は『ドラえもん』。お父さんなんてドラえもんと同じ誕生日ですからね! 姉や妹と台詞を言い合い、どの映画のシーンか当てるゲームが一時期流行ったこともあります(笑)。練習に必要なヘアピンやくし、ラケットのガットを切るハサミなどを入れるお気に入りのポーチ(写真下)も『ドラえもん』と『ハローキティ』がコラボしたもの。お母さんが買ってくれました」

日常生活でも「どうしたら強くなるか」を最優先させているというけれど、よくよく聞くと女子らしいこだわりも。

「激しく動くスポーツなので、練習や試合のときはしっかり髪をアメピンで留めます。でもひとつだけ、キラキラがついたかわいいピンを右側につけるのがこだわり。実業団の選手って、みんなおしゃれにも気をつかっていてめっちゃキレイなんですよ。それを見ていていいなと思って、マネしちゃいました(笑)」

【パラバドミントンとは?】

車椅子と立位のカテゴリーがあり、「下肢障がい」「上肢障がい」などそれぞれの障がいに合わせて6 つのクラスがある。車椅子と下肢障がい(SL3)のクラスはシングルスをコートの半面で戦うなど特有のルールもある。豊田さんが所属するSU5のルールはバドミントンと同じ

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【プロフィール】

豊田まみ子さん

とよだ・まみこ●1992年4月11日生まれ、福岡県出身。生まれながらに左ひじから先がなく、パラバドミントンのクラスはSU5(上肢障がい)。バドミントン強豪校である精華女子高等学校、筑紫女学園大学を経てヨネックス入社。パラバドミントン世界選手権で2013年優勝、2015年に準優勝

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取材・文/松山梢
撮影/永躰侑里
ヘア&メイク/TOMIE(ヌーデ)

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