パラスポーツを見て、体験して、魅力を知ろう!9/23に「BEYOND PARK 秋葉原」を開催

2020.06.26
パラスポーツを見て、体験して、魅力を知ろう!9/23に「BEYOND PARK 秋葉原」を開催

2019年9月23日(月・祝)、日本のサブカルチャーの聖地としても知られる秋葉原で、多くの方にパラスポーツの魅力を知っていただくイベント「BEYOND PARK 秋葉原」を開催しました!

日本を代表する文化のひとつ「マンガ」によるパラスポーツの紹介やパラリンピック競技の体験コーナー、車いすレーサーのVR体験、アスリートゲストによるトークショーなど、老若男女が楽しめるプログラムが満載のイベントとなりました。

パラスポーツを見て、体験して、魅力を知ろう!9/23に「BEYOND PARK 秋葉原」を開催

多くの人でにぎわったイベントの様子をお届けします!

パラスポーツの魅力を存分に楽しめる一日がスタート

パラスポーツを見て、体験して、魅力を知ろう!9/23に「BEYOND PARK 秋葉原」を開催

会場には、日本を代表する漫画家たちが描き下ろしたパラスポーツ競技ヒーローのパネル展示が所狭しと並びます!

思い思いにヒーローをイラストで描くコーナーや、次なるヒーローを描いてほしい漫画家の投票ブースも用意されています。

パラスポーツを見て、体験して、魅力を知ろう!9/23に「BEYOND PARK 秋葉原」を開催
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また、上肢障害のある選手が活躍するパラテコンドーの防具の展示など、パラスポーツを見て、知って、体験して楽しめるブースが満載です。

たくさんの人が会場に集まる中、オープニングステージがスタート!司会を務めるのは、パラスポーツ大好き芸人のみんなのたかみちさん、アナウンサーの柿沼佐智子さんです。

「TEAM BEYONDが初めて秋葉原にやってきました!会場にはパラスポーツ体験ブースがあるだけでなく、パラアスリートもたくさん来てくださるので楽しみですね」(たかみちさん)

パラスポーツを見て、体験して、魅力を知ろう!9/23に「BEYOND PARK 秋葉原」を開催
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オープニングステージでは、小池百合子東京都知事から挨拶がありました。

「今日はあと337日後に行われるパラリンピックを、みんなで盛り上げていくためのイベントです。パラリンピックへの期待感を高めてほしいので、ぜひたくさんパラスポーツに触れて楽しんでくださいね」

続いてパラ卓球のアンバサダーである、フリーアナウンサーの大橋未歩さんが登場。大橋さんは先日、パラ応援大使が集まる懇談会に小池知事とともに出席し、パラリンピックの成功とバリアフリー推進に向けた取組について話し合ったそうです。

「会場に段差があったり、多目的トイレがないと車いすユーザーの方が不便ですよね。2020年のオリンピック・パラリンピックをあらゆる人が楽しめるように、東京のバリアフリーを一気に進めていきたいと思っていますので、ぜひみなさんもご協力お願いします!」

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その後は、秋葉原のメイドカフェで働くメイドさんが駆けつけ、小池知事、大橋さんとボッチャで対決!審判は東洋学園大学ボッチャサークル「TOGAKUパラスポーツ」が務めます。

小池知事と大橋さんはボッチャ経験者ですが、メイドさんたちは初挑戦。大勢の観客が見守る中、両チームともナイスショットを決め、会場では拍手が沸き起こりました!

接戦を繰り広げた結果、小池知事・大橋さんチームが勝利。その後、小池知事がメイドさんによるボッチャ対抗戦の始球式を行い、パラスポーツをめいっぱい楽しむ一日がスタートしました!

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好きなパラアスリートを見つけよう!「FIND YOUR HERO」

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ステージでは、パラスポーツ観戦の魅力を伝えるプロモーション映像「FIND YOUR HERO」の新曲初お披露目が行われました!

こちらはこれまでパラスポーツになじみのなかった方に関心を持ってもらうため、5人の漫画家の協力のもと、パラスポーツの漫画を選手の競技シーンと組み合わせて制作した映像。
「FIND YOUR HERO」というタイトルには、「好きなパラアスリートを見つけ、会場で一緒に選手たちを応援しよう」という思いが込められています。

上映前には、テーマソングを歌うシンガーソングライターの矢井田瞳さんのメッセージが映像で紹介されました。

「最初に映像を見せてもらったとき、漫画と選手のみなさんの姿を見て、まず「かっこいい!」と魅了されました。パラスポーツを応援したいという熱い気持ちが湧いてきて、それを音楽で表現できたらいいなと思い、制作チーム一丸となってつくりあげた曲です。選手にも応援する人にも、この曲でエネルギーを送りたいです!」

矢井田さんの提供曲「Cheer for you」の前奏のギターが流れ、上映がスタートすると、次々とパラアスリートと漫画のコラボレーションが繰り広げられます。

会場からは「かっこいい!」の声が溢れ、矢井田さんの「Wow Wow Wow」の歌声に合わせて、観客も一緒に歌いながら上映を楽しみました。

パラスポーツを見て、体験して、魅力を知ろう!9/23に「BEYOND PARK 秋葉原」を開催
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続くステージでは、フリーアナウンサーの大橋未歩さん、日本肢体不自由者卓球協会(パラ卓球協会)の立石イオタ良二さん、そして柿沼さんとたかみちさんがパラ卓球についてのトークを繰り広げました。

健常者の卓球競技の選手として活躍した立石さんは現在、兄でパラ卓球選手の立石アルファ裕一さんのコーチを努めています。自身の経験から、健常者の卓球と比較して感じるパラ卓球ならではの面白さを語ります。

立石:パラ卓球は健常者の卓球よりも、構えや打ち方などが自由で型にはまらないんですね。例えばラケットを手で持たずに、口でくわえて打ち返すのだってあり。障害をフォローしながら人間が持つ能力を最大限生かしています。

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34歳で脳梗塞を発症したことをきっかけにパラスポーツに関心を持ちはじめたという大橋さんは、現在パラ卓球アンバサダーを務めています。取材では選手からパラスポーツの良さを聞くこともあったそう。

大橋:取材した中で「不自由があることが嬉しい」と言っていた選手もいました。例えば片方の腕がなくて体のバランスも保ちにくいけど、だからこそどう動かせばうまくできるのかをたくさん試してみる。障がいがあることで様々な戦い方を試す余地があって、創意工夫をするのが楽しいっていうんです。不自由って無限の自由なんだなと思いました。

上手くボールを当てられるかな?ボッチャ体験ブース

会場には、車いすフェンシング、パラ卓球、ボッチャ、パラ陸上の体験ブースが設置され、多くの人で賑わっていました!

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屋外に設置されたボッチャブースでは、参加者同士がチームに別れて試合を体験。TOGAKUパラスポーツのみなさんが投げ方を教えてくれつつ、審判を務めてくれるので、初心者の方も安心して楽しむことができました。

3人でボッチャを楽しんでいたのは、秋葉原にあるショップで店員を務める長嶺さんとそのお客さんであるお二人。パラスポーツ関連のイベントは初参加で、ボッチャも今日が初挑戦だそうです。

「ボッチャは簡単そうだし、ハードルが低いかと思いチャレンジしたのですが、やってみたら、思いのほか難しかったです(笑)。思ったより戦略が必要なので、いろいろ考えながらプレーしたら面白かったです!」

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夏に初めて車いすバスケットボールの試合を見て以来、パラスポーツに関心を持ったという吉田さん。息子さんは、ボッチャの迫力を目の前で感じて大はしゃぎでした。

「白い球の近くに投げるのがなかなかうまくいかず大変でした。最後は負けてしまったけど楽しかった!」(息子さん)

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剣の一瞬の動きに目を凝らす!車いすフェンシング

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たくさんの人がプレーヤーを囲うように集まってじっと見つめていたのは、車いすフェンシングです。車いすをピストと呼ばれる床に固定し、上半身のみを使って相手を剣で突いてポイントを競います。車いすを固定して決まった距離で戦うため、選手は絶対に逃げられないことも特徴の一つ。フルーレ・エペ・サーブルとそれぞれルールが違う三種目があり、今回はフルーレをたかみちさんが体験することになりました!

ルール説明や解説をしてくれたのは、NPO法人日本車いすフェンシング協会理事長の小松眞一さんです。

小松さん:選手は単に剣を接触しているのではだめで、剣を止めて防御したのか、しっかり攻撃したのかを審判がわかるようにアピールしないといけません。ただ、結構わかりづらいので、観客には剣の一瞬の動きに目を凝らしてみてほしいです。

パラスポーツを見て、体験して、魅力を知ろう!9/23に「BEYOND PARK 秋葉原」を開催
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何回か練習を重ねながら、持ち前の反射神経を生かしどんどんと上達をするたかみちさん。ピーっという審判の音とともに、有効を表す緑のランプがつきました。試合の最後の最後、素早く剣を突いたたかみちさん。ついたのは無効を表す白いランプでした。

たかみちさん:うわ〜難しい!でも楽しい!最初は”突く”ことに恐怖があるんですけど、プロテクターがあるので痛くなかったです。すごく汗かいちゃうくらい夢中になりました。

小松理事長にはステージトークショーにも出演いただき、車いすフェンシングの魅力や見どころを話していただきました。

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引き続き、車いすフェンシングのブースでは防具を装着し、やり方を教わりながら、選手と対決することができます。

たまたま地下鉄のポスターで今回のイベントを知り、フェンシングを体験したのは、亀田さんと息子さん。

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「剣の持ち方が難しくて、上手にできなくて難しかったけど、楽しかったです」(息子さん)

「最初は、目の前の選手を剣で突くのが怖かったです。でも、いざ防具をつけて試合が始まると、スイッチが入って気にせずビシビシいっちゃいました(笑)車いすに座っての競技は落ちそうになるときもあり、上半身しか使えない選手はかなり大変なんじゃないかなと思います」(亀田さん)

VRレーサー「CYBER WHEEL X」で、車いすレーサーの見ている世界を覗いてみよう

車いすマラソンやレースの競技を知らない人でも体験できるVRレーサー「CYBER WHEEL X」は、最高速度60kmにもなるレースを追体験できるマシーンです。

TEAM BEYOND発足当初からBEYONDメンバーで、様々なパラスポーツを楽しんできた川島さんは今日が初チャレンジ!

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「地面のがたつきなどを車輪の振動で体感できて、ジェットコースターみたいで面白かったですね!終わったら汗だくになってしまいました(笑)」

パラリンピックに興味があって会場を訪れたという小学生の橋本さん姉妹は2人でレースを楽しみました。

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「車いすで坂道をこぐのが大変でした!下り坂の時はスピードが出て楽しかったです」(お姉さん)

VRで競技体験!TBSラジオ「アフター6ジャンクション」の公開収録

会場ではTBSラジオ「アフター6ジャンクション」の公開収録も行われました。タレントの篠田麻里子さん、車いすマラソンでパラリンピックにも出場した日本パラ陸上競技連盟副理事長の花岡伸和さん、そしてたかみちさんが登場!篠田さんはこれまで様々なパラスポーツを観戦してきたそうです。

パラスポーツを見て、体験して、魅力を知ろう!9/23に「BEYOND PARK 秋葉原」を開催
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篠田さん:ボッチャに車いすバスケ、ブラインドサッカーも試合を見に行きました。試合はやっぱり生で見るとさらに面白いです。花岡さんはロンドンパラリンピックで5位の成績を収めていて、物凄い努力をされていますよね。

17歳の時にバイク事故を経験し、歩けなくなったことをきっかけに車いすマラソンを始めた花岡さん。パラリンピックの好成績とは裏腹に、「もともと運動神経が良いわけではなかった」と話します。

花岡さん:マラソンは好きなことなので、悩み苦しんで努力していくっていうより自然と頑張り続けられたんです。戦績は右肩上がりではなかったけど、それでも楽しかったし、うまくいかない時期の経験も「自分の肥やしになっている」と思ってました。

パラスポーツを見て、体験して、魅力を知ろう!9/23に「BEYOND PARK 秋葉原」を開催
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後半はVRレーサー「CYBER WHEEL X」開発を手がけた、株式会社RDS代表の杉原行里さんもトークに加わります。

杉原:ものすごいスピードで車いすマラソンを走りきる花岡さんが見ている世界は、言葉だけでは伝わらないですよね。だから一緒にできたら面白いと思ったんです。エンターテイメントの力で障害がある人と同じ気持ちになれるならすごいことだと思って、開発を進めてきました。

ここでたかみちさん、花岡さんが「CYBER WHEEL X」を体験することに!

「たかみちさん早い!花岡さんも頑張れー!」

会場からの大きな歓声の中、たかみちさんが先にゴールし花岡さんもそれに続きます。プレー後は「汗びっしょり!」「新世界だった」と興奮気味に感想を語っていました。

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パラ卓球では、弱点を強みに変えて駆け引きする面白さに注目!

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こちらの卓球台、片側が円形になっているのが分かりますか?これは生まれつき手の短いパラ卓球の八木克勝選手が感じている形を再現した、特別な卓球台なのです!
八木選手にとって、卓球台のほとんどのエリアに手が届かないため、卓球台が通常よりも一回り大きく感じていることに基づき、卓球台の片側でそれを表現しています。

この卓球台でのゲームを体験したのは元卓球選手の若宮三紗子さんとたかみちさん。驚きと好奇心いっぱいの表情で語ります。

若宮さん:普段の卓球台より奥行きも横幅もある。これで戦うのは難しいですね!

みんなのたかみちさん:運動量も汗をかく量も全然違って、短いラリーで大変さがよくわかりました。これはメンタルにも影響があるんじゃないでしょうか。

パラスポーツを見て、体験して、魅力を知ろう!9/23に「BEYOND PARK 秋葉原」を開催
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パラ卓球は様々な障害のある選手が混ざり合って同じ台で戦う競技。例えば義足をつけている選手、車いすに乗ってプレーをする選手など、それぞれ違う障害のある選手はそれぞれ、違う強みと弱みを持っています。

ステージでは、パラ卓球アンバサダーとしても活動中の芸人こにわさんも加わり、若宮さんとともに目を輝かせながらパラ卓球の魅力を話してくれました。

こにわさん:一人一人違う障害がある中で、それを克服して試合に勝っていく姿がかっこいいんです。従来の卓球を知っている人には驚きかもしれませんが、選手にとってはそれが常識。自分たちの非常識が常識になる衝撃を、ぜひ生で見てみてほしいですね!

パラスポーツを見て、体験して、魅力を知ろう!9/23に「BEYOND PARK 秋葉原」を開催
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若宮さん:障がいがあるからかわいそうという考えは勝負の世界にはありません。例えば障がいによる弱点をついて攻撃することは、観客も卑怯とは思わず、素晴らしい技術だと称賛します。お互いに相手の弱いところを知って、どうすれば勝てるか研究する。その駆け引きがまた面白いんです。

引き続き、パラ卓球のブースでは、先ほどの特別な卓球台を体験するコーナーと、試合で使われている卓球台で車いすに乗って卓球をするコーナーの2種類のコーナーでパラ卓球を楽しむことができます。

車いすに乗ってパラ卓球を体験したのは、岩澤さんと娘さん。

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「卓球をすることが初めてだったので、難しかったです。普通の卓球台でやってから車いすに乗って卓球をしたけど、車いすの方が大変でした」(娘さん)

親子揃ってTEAM BEYONDのポロシャツ、Tシャツを着た岩澤さん親子は、これからもTEAM BEYONDの活動を盛り上げていきたいと話します。

「今までもさまざまな体験会に参加していて、TEAM BEYONDのファンです。これからもパラリンピックを盛り上げたいので、いろいろ参加していくつもりです!」

パラテコンドーの試合中、焦っている時に応援が聞こえると、頑張ろうと思える

イベントも終わりに近づく中、ステージではテコンドー元日本代表選手・テコンドー協会副会長の岡本依子さん、そしてたかみちさんは、東京2020大会からパラリンピックの正式種目となったパラテコンドーについて熱く語ります!

パラテコンドーは上肢障がいのある選手が、蹴りのみで攻撃をしポイントの合計を競うスポーツです。2020年に向けて競技人口が増え、どんどんとレベルが上がり盛り上がっている最中なのだとか。選手が頑張り続けるためには、応援が鍵なのだと岡本さんは話します。

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岡本さん:パラテコンドーでよくある応援は「日本!タンタン!」という掛け声と拍手なので、ぜひお願いします!負けそうになってひやっとする場面ほど応援が必要です。焦っている時に「日本」や「岡本」と聞こえると、頑張ろうと思えるんです。

最後にたかみちさんが防具をつけて、岡本さんの攻撃を体験することに。

「3,2,1!」

会場からのカウントで、岡本さんが左足でたかみちさんのお腹に蹴り技を入れました。あまりの強い衝撃に「うおー!」と声を出すたかみちさん。「蹴りの重みがすごい」と驚きの声をあげていました。

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様々なプログラムで盛り上がりを見せた今回のイベント。このイベントで、多くの人がパラスポーツの面白さを感じることができたのではないでしょうか。TEAM BEYONDでは今後も、様々なパラスポーツ観戦会やイベントを企画していきます。

あなたもぜひメンバーになってパラスポーツの魅力を体感してみてください!

20200626

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